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マニピュレーション、再び②

今週月曜日に二回目となるマニピュレーションを受けてきました。
保険診療上『手術』となっていますが、メスを使って皮膚を切るわけではないので、『施術』というほうが適切なように思います。

去年の10月に初めてとなるマニピュレーションを受けているので、いろいろなことは経験済み。

初めてより二回目のほうがもちろん余裕はあるわけですが、同じ身体でも、もともとの症状が多少違うせいか経過は全く同じではありませんでした。

今回も備忘録的にnoteにアップしておきます。

以前は全身麻酔をかける必要があったため入院して行われていましたが、現在はエコー技術の発達で外来で日帰りで行えるようになりました。

いわゆるブロック注射💉をC5.C6.C7という首から出ている神経にします。エコーで正確に神経を特定するので、確実に狙えるんですよね。

左に刺入したように見えますが、鏡なので逆に写ってる。

肩や膝などの関節に注射針が入るより、細い針ですが、場所が場所だけにちょっと緊張します‼️

エコーを私も一緒に見てましたが、今回は神経がわかりにくかった💦
でもさすがドクターです。ちゃんと狙ったところに薬液注入完了。

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私の肩を診てくれてるドクターが出した本。先生に読んだ旨伝えると、一瞬その場が和みました😊

麻酔後、手が動くうちにすぐにセーターを着ます。
だんだん痺れたような重たいような感じに。
今回は顔面にも麻酔がかかり、右の瞼が重くてちゃんと開かなくなりました💦
首から上がきゅーっと締められてる感じ。

また右の胸郭も重くて呼吸が少ししんどい。

そうこうしてるうちに右手はどんどん温かくなってきました(左手で右手を触ってみた😊)

座って麻酔が効いてくるのを待つのですが、10〜15分経ったところで仰向けに寝ました。
この時にはほぼ完全に麻酔がかかってます。 

私の右手は肘がまっすぐ伸びて身体の横にありベッドについているのに、私の脳は右肘が軽く曲がって手がお腹の上に乗ってるように感じていました。

脳卒中などの腕や足に麻痺がある人の治療をするとき、脳で感じる体の位置や動きが、実際の位置や動きと乖離していることが多いのですが、麻酔かけられた私がまさにそれ。
実際の位置と脳が感じる位置が乖離しているのです。

脳のマジック⁉️

横になってしばらくするとドクターが来ました。
いよいよです😤

まず今の可動域を測ります。全ての運動方向を計測し終わったら、マニピュレーション開始。

腕を胸の前に水平に持ってきます。肩後方の関節包を引っ張って緩めます。
ミシミシいってます😂
次に肘を伸ばしたまま、腕を上げていきます。
可動域いっぱいまで動かした時関節が硬くて止まるところがあるのですが、そこでおもむろに力を入れて腕をエイッと頭の方まで持っていきます。 

その瞬間『バリッ』と大きな音が😳

硬くなっていた関節包が破れた瞬間です💦

次々と手や腕が動かされていき、ミシミシいう音が続きます。

いやー、剥がれてるー🤣
伸ばされてるー🤣

麻酔がかかって人形のようなぶらぶらの腕はどの方向にも全て動いていきます👌

可動域の制限がなくなり、私のマニピュレーションは終了です。

今回は麻酔で少し気分が悪くなったので、寝たままアイシングし、さらにもう少し横にならせてもらいました。

麻酔は約4時間で切れ、手や腕の感覚が戻ってきました。目もちゃんと開けられます☺️

前回は割とすぐ起き上がったのに、今回は麻酔が少しキツかったです。

もともとの可動域制限は左より小さかったのに(右肩の方がいい肩だったのに)、今回痛みはかなりありました。なのでボルタレンを翌日再処方してもらいました😄

それでもズキズキして夜眠れないということはなく、普段の肩痛よりマシだったぐらい。

マニピュレーション後、腕は前回よりよく上がっています。これからリハビリがまだ必要ですけどね💪

腕が痛みなく動くようになるまで、(きっと)あと少し🤏

安静にしつつ、でも動かせる範囲ではしっかり動かしていこうと思います。


今日も最後まで読んでくださってありがとうございました✨




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