顔からわかること

こんにちは。はたけなかです。


今日は、「顔から分かる身体のサイン」


紀元前200年前に書かれた
『黄帝内経 素問』には

"肝の熱病は、左の頬、先ず赤し、
心の熱病は、顔(額)、先ず赤し、
脾の熱病は、鼻、先ず赤し、
肺の熱病は、右の頬、先ず赤し、
腎の熱病は、顎、先ず赤し"

と書かれており、
顔の各部位に五臓が反映すると考えています。

画像1


実際に施術していても
この考えはとても参考になり、
患者さんご自身が気付いていなくても
身体を診たり、話を詳しく聞いていくと
リンクしていることが多々あります。


上記とは順番が変わりますが


・額→心(精神的疲労)
 
 よくみかけるのが、額のニキビや吹き出物、赤みや痒み。精神的な疲労。考え事が多い方にも多い。考え事が多いとき、額を温めてあげると落ち着きます。手のひらで優しく包んであげても気持ちよく一時的でもほっとします。


・顎→腎(慢性疲労)
  
 ここも、ニキビや吹き出物として現れやすいです。休息がとれていない、寝る時間が遅い。そんなときは、下腹部を温めてあげるだけでも違います。下腹部の臍下丹田には気(エネルギー)が集まるところとされており、寝てるときここを温めてあげると疲労も回復しやすいです。


・鼻→脾(消化器)

 ここは、結構顕著に現れます。毛穴の黒ずみ、毛穴の開き、毛細血管、ニキビや吹き出物。食べすぎ、飲み過ぎの時は上記の反応が出てきます。以前、鼻の横に毛細血管が浮き出ている方が、禁酒と健康食にした翌日来院されたとき、いつも鼻の横にある毛細血管が小さくなっていました。

毛穴の開きの原因は様々で一概には言えませんが甘いもの脂っこいものを避けると変わることあります。


・左の頬→肝
・右の頬→肺

 左右で分かれてますが、頬に出やすい症状としては毛細血管が浮き出てくるのと肝斑をよく見かけます。私自身の経験が、まだまだであり左右の違いでというのは感じたことがなく、両頬に出ている方をよく見かけます。

特に、喫煙の方は出やすい傾向にあります。

古典の記載によると、"赤くなると"とかいてあるので

右頬が赤くなったら肺、免疫落ちてるかなぁ、風邪の初期かなと考えたり

左頬が赤くなったら肝、ちょっとイライラしてるかもしれないと考えるのも一つかもしれません。


顔は目にしやすいところなので、自分や身近な方を見てみても発見があるかもしれません。


ここまでお読みくださりありがとうございます😁


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?