1月・短歌・多少は選りすぐり

2019/01/01
朝が夜　夜が朝で快適で　白く輝く細い太陽

2019/01/02
今修正連絡くれている君の倒産連絡今朝届いてる

2019/01/03
引き伸ばし薄めて混ざって自我もなく境もなくてただここにいる

2019/01/04
眠れずに静寂を待つ　潮騒に似る血が流れる耳が鳴る

2019/01/08
その昔地球に落ちて来たひとがいて『★』を聴いてる今日は

2019/01/09
遠吠えが遠吠えを呼び和音和音　合唱の中救急車は行く

2019/01/10
3年前火星に帰った『ジギースターダスト』を聴いている今日は

2019/01/13
歌う耳栓を付ければ今朝だって少しは強くなれる気がする

2019/01/14
誰にでも当てはまることを言っている　だから毎日1位の星座

2019/01/15
柔らかく　瑞々しくて　美しく　キズから傷む様も愛して

2019/01/17
慣れはもうただの妄想こころ湧く憧れはもうすごい暴走

2019/01/18
思い出は水溶性で海に溶け　後悔よりも航海しかない

2019/01/22
新しいマニキュアをして旅に出る　そういう自分でありたかった

2019/01/24
はじめての太平洋はバグの如く　どこまでも海　どこまでも空

高知に行ってきました。日本の夜明けぜよっていうか昼前ぜよ。

2019/01/28
根無し草水面青空臨月を望む魂の臨月を

2019/01/31
カサブタをガンガン剥がしに来るような曲はすべて好きなヤツです