Brotato- ビルドが重要なお手頃アリーナゲーム

皆さんこんにちは。
今回も今回でまた好きなゲーム紹介やってきます。
今回紹介するのはこちら。

Brotatoというゲームです。発音的にはブロテート、なのかな。
値段は580円、割とお安めのゲームとなっていますが、めちゃめちゃ遊べるゲームです。ガチで面白い。

まずゲーム性の紹介から。
このゲームはヴァンパイアサバイバーを始めとする、見下ろし型自動アクションゲームです。武器を装備させて、ポコポコ自動で攻撃して敵を倒すという奴。なので、割とヴァンパイアサバイバーライクの、とか紹介されがちなのですが、ゲーム性は結構違います。ちょこちょこその話も挟みながら紹介していきます。

このゲームは基本的に計20ステージを、敵を倒しながら(キャラによっては倒さないながら)生き残ることが目的となっています。各ステージで出る敵は固定されており、湧き位置とかそういう細かな差はあるモノの、大枠としては毎回同じものが出てきます。各ウェーブはそこまで長くなく(長くとも2分に満たないくらい)、30分一本勝負のヴァンサバとは結構違いがありますね。一ウェーブずつが短いので気づいたら滅茶苦茶やってる感じが多いです。
で、ウェーブごとに出てくる敵は強くなるんですけど、この強くなり方が結構激しくて、慣れてないキャラとかだと割と低難度でも死にがちです。これを打破するためにどういうビルドにするか、ということが求められるゲームです。
難易度は5まであり、ゲームを進めるごとに解放されます。難易度に応じて新たな敵やボスが増える仕組みです。

では、どういう風にビルドを組み立てていくのか。
本作では買い物による武器購入とレベルアップ・アイテム購入によるステータスアップ、二つが大まかなビルド要素です。まず前者から。

brotatoにおける武器・アイテムの入手手段は、前述のとおり、ウェーブ完了ごとのショップでの購入です(時々ドロップ宝箱からアイテムが出ることもあります)。
四種類のアイテム・武器が出てくるので、敵を倒したときなどに手に入るお金を使ってそれらを購入します。気に入らない場合はお金を使ってリロール出来ます。
武器枠は基本6枠、アイテム枠は無限です。ヴァンサバ宜しく、武器は一度買っちゃったらもうそれで埋まっちゃうの?と思うかもしれませんが、このゲームでは武器を売ることができます。なので序盤に補助用に武器を買って、その後邪魔になったら売るのも手です。
また、これがかなり重要な要素なのですが、武器には1-4までランクがあり、1-3は、同ランクの同武器を二つ組み合わせることで一つ上のランクにすることができます。なので、なるべく早めに同武器を集めて、ランクを上げた装備で染めることが重要になってくるわけです。また、武器には種類があって、この種類を揃えれば揃えるほど同系統の武器が出やすくなったりもするので、ここら辺を気遣って購入する必要がある訳ですね。また、同種の武器を揃えるとステータス上昇効果があるので、系統バラバラで強い武器を揃えるよりも、ランクが落ちるけど同系統を揃えた方が強くなる、というのもかなり重し実のある所かなと。

じゃあ武器だけ買えばいいか、というとそういうわけではなく、ステータスの要素も当然重要です。体力が全然伸ばせなくて武器は強いのに一発触れられて消し飛んだ、みたいなこともある訳ですから、そういうのを考えて自分に不測のステータスを足していく必要があります。ただ、全てのステータスをまんべんなく伸ばすと基本的に弱いです。というのも、武器ごとにどのステータスで強くなるかが決まっていて、それ以外を上げるのはロスになるからです。という感じで、色々考えることがあります。
ステータスとしては
体力・体力回復・ライフスティール・攻撃力・近距離攻撃力・遠距離攻撃力・属性攻撃力・攻撃スピード・クリティカル率・エンジニアリング・射程範囲・アーマー・回避・足の速さ・運・収穫
とパッと見せられただけでは訳の分からん数存在しており、これらを的確に選んでいく必要がある訳です。
個人的にこのゲームを面白くしていると考えている一つの要素がアイテムで、ステータスアイテムの多くはプラスステータスとマイナスステータスの合わせ技になっています。なので、この数値を上げたいがこれを下げていいのか……という逡巡が発生するわけです。ただただアイテムどか積みしたら最強!というわけではないというのが個人的に好きな点ですね。
また、レベルアップの時のステータスアップもなかなかの曲者で、4つから選ぶのですが、自分が欲しいステータスがことごとく出ない、或いは上がり幅がしょぼい、ということがしばしばあります。ここでお金でリロールするのか、妥協して買い物にお金を回すのか、という葛藤があるのも楽しいですね。

そしてこのゲームの最大の特徴は、キャラクターにより全くゲーム体験が変わること、です。
最初は5体のみキャラが開放されており、ゲームを進めるにつれて様々なキャラ(全部顔がついたポテトですが)が開放されていきます。
まずこの最初の五体からして割と遊び味が違っていて、ゴリゴリの近距離タイプと生粋の遠距離タイプがいる、という具合になってます。
ヴァンサバだと周回によるステータスアップ効果で最終的にはどんなキャラでもビルドにそこまで差が出ない、どれ選んでも一緒、みたいなことがありますが、このゲームはそれがない硬派な造りになってます。これを良しとするかどうかは人それぞれですが、そんなわけでキャラの特性に従ったビルドをする必要が出てくるわけです。
で、最初に居る5キャラは割とキャラとしてはそこまで個性が強くないんですね。前キャラ話すと買った時の楽しみが薄れると思うので一例をあげると、
・火力がほぼ皆無だが、ラウンド終了時に残っている敵の数だけお金が手に入るキャラ
・武器を12個使えるキャラ
・武器を装備できない代わりにステータスが高く、敵にぶつかるとダメージを与えるキャラ
のように、個性豊かなキャラがいます。それぞれのキャラにおいてどういうビルドをすればいいのか、どのステータスを尖らせどのステータスを捨てればいいのか、それを考慮し続けなければならないのがこのゲームの醍醐味です。
その数なんと44体、中にはルールを判読するのも難しいようなキャラもおり、かなり奥深いと言えるでしょう。

ということで、お勧めのゲーム、brotatoでした。
少し慣れるまでは難しいですが、そこを突破すると一気に面白くなる、するめのようなゲームです。お安いので気になった方はぜひ。



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