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その矛盾が、あなたらしさ。

前回のお話は、自分の月星座が意外すぎて納得できず、「占星術なんて当てにならない」と思っていた過去のエピソードでした。

さて、ここから私が占星術にのめり込むようになったのも、月星座がきっかけだったのですが…


今日はまず、こんなお話を。

本来、人間というのは一筋縄では理解できないものです。

この世にはたくさんの人々が暮らしていますが、誰一人として同じ人はいません。

それがあなたの個性であり、あなたがあなたである所以です。

「私は○○」と簡単に定義できるものではないのです。

矛盾なんてたくさんあります。それが普通です。当たり前のことです。

ひとりの人の中に、たくさんの矛盾を抱えて、時に悩んだり迷ったりしながら生きているのが、人間です。


私は物事を四角く捉えがちだったり、頑固な性格もありまして、「自分のなかに矛盾がある」ということになかなか寛容になれませんでした。

「こう、と決めたら貫くべきだ」

「私はこういう人間だから、本当はもっと頑張れるはずだ」

そんなふうに、自分でしがらみを生み、自分を苦しめていたように思います。


例えば、「私は本来個性的に生きれるはずだ。水瓶座だし、心理テストでもそう結果が出てる」と信じていました。雑誌などを見ては、「ここに書いてあるように、もっと尖っていて、クリエイティブになりたい、そう見られたい」そんなふうに願ってきました。

だからこそ、個性的な発想ができなかったり、「落ち着きたい、みんなと仲良くしたい」と穏やかな気持ちだったり、ナイーブな自分を、「本当の自分ではない」と受け入れられず、「なんでこんなに弱気になっちゃうんだろう」「どうやったら、いつも自分らしくいれるの?」と悩んでいたのです。

でも結論は、そんな自分も自分らしさだということ。

そんな自分も「本当の自分」だったんですね。


誰にだって、気分の波はあります。

わたしは、強気で、いろんなアイデアが浮かんできて、絶好調なときの自分こそ「本当の自分」だと信じ、そうでないときの自分を切り捨て、責めてしまっていました。

だから苦しかったのです。


そんなとき、また占星術に触れる機会があり、月星座に向き合うことで私はこの悩みの解決の糸口をつかんだのです。

次回はその時のエピソードを書きますね。(今回書こうと思ったら、すっかり前置きが長くなってしまいました…笑)


実際にホロスコープを見ると分かるのですが、ホロスコープにも、矛盾がいっぱいあるんです。でも、それも全部自分。ひとつひとつ読み解いていくのは、今まで自分自身の理解できなかったり、受け入れられず悩んだ所に向き合うことにも繋がります。そしてそれは、自分自身の深い癒しにもなるはずです。


私は自分の月星座を知り、受け入れることでさらに「自分は矛盾を抱えた生き物である。」ということを実感することができましたが、ホロスコープを見なくとも、「どんな自分も、自分だから。」と否定せずにすべてを受け止めてあげることはとっても大切です。

矛盾や葛藤があるのは、ごく普通のこと。

どんなあなたも、かけがえのない「あなたらしさ」なんですよ^^



★ご案内★年内にワークショップを開催し、実際にホロスコープを読み、語り合う時間をみなさんと過ごしたいと思っています(開催地は東京都内を予定)。お楽しみに♪

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