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エアコン①

生活する上で、もしくは昨今の異常気象より
生きていく上でもはや必要不可欠なエアコン。

実はこれも住宅設計をする上で
結構検討必要な項目の多い
設計者泣かせの単元です。

エアコンには部屋の中に設置する室内機と
バルコニーなどの外部に設置する室外機が
あり、その二台を冷媒管という配管で結びます。また、機械からはドレン管という
排水管がでてきます。

検討項目を上げると
①室内機の設置場所の検討
②室外機の設置場所の検討
③冷媒管ルート及び距離の検討
④ドレン配管のルートの検討
⑤冷媒管やドレン管をお化粧で隠す
 スリムダクトという配管カバーが
 ③のルートで納まるのかの検討
⑥狭いバルコニーなどに室外機を設置する
 場合室外機の機能が正常に働くかの
 シュミレーション検討
⑦大きな室外機が近隣さんに及ぼす騒音検討
⑧バルコニーに設置する室外機が足ががりに
 なって手摺りをよじ登り墜落事故を
 防ぐ検討
などがあります。

⑥はメーカーさんに検討頼むとしても
その他は我々意匠設計者が検討しなければ
ならない項目になります。



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