梁貫通スリーブ①

鉄筋コンクリート造で
設備や電気の配管、配線をするのに
躯体の梁部分を通す必要がでてきます。
躯体の梁は主要な構造部ですので
梁に設備配管を通すため、スリーブを
設ける場合には一般的には
既製品の貫通補強筋をスリーブと共に
設置します。

貫通補強筋には設置ルールがあるため
それを守って設備のダクトルートや
ダクト高さを設定します。

設置ルールは
*柱際からは梁せい以上あける。
*スリーブ通しはスリーブ径の3倍以上の
 離隔をとる
*スリーブの梁下からのへりあき
などたくさんあります。

それによって、梁のサイズや配筋、
ダクト位置、そして天井高さなどが
関係してきますので、
住宅設計に置いて
検討するのに時間がかかる
それなのにおもしろくない
大変な要素になります。


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