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駐輪場①

共同住宅で駐輪場をレイアウトする場合
事業主や計画地の区や市の
指導要項等に決められている総住戸数に
対して何%分の台数の駐輪スペースを
設けるかの基準があるので
そこから必要台数を算定します。

広い敷地ならいいのですが 
市街地の計画では敷地いっぱいに建物を
計画するので外構部分に駐輪場スペースを
確保するのは結構大変ですし
ましてや、建物の内部に計画する場合は
さらに大変さは増すことになります。

平置きで台数を確保できない場合は
駐輪メーカーが出している
スライドラックや二段ラックなどの
駐輪機を配置して省スペースで必要台数を
確保するのですが、駐輪機の台数算定も 
いろいろルールがありプランニングする
たびにメーカーにこれだと何台確保できるか
聞くのも大変なので、ある程度自分で
台数計算の手法を押さえておく 
必要があります。

また、二段ラックだと、必要天井高さがあり
共同住宅の通常階高では結構ギリギリで
排水管なんかがその上を通ると高さが足りなく
なってしまいます。

では台数の算定方法は次回。

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