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「耳コピ」をマジで習得したい人、やり方まとめたよ!


前書き

今や「耳コピ」(Play by Ear) は世界的に常識になってます。特にポピュラーミュージックやジャズのような音楽は楽譜と楽典では習得が難しいと考えられていて、耳コピは現代の音楽に欠かせないスキルと言われています。暗譜ではありません。音楽を目(視覚)ではなく頭(感覚)で捉えます。(耳コピ)のトレーニングは(頭脳)のトレーニングです。トレーニングは楽器のないところでも出来るのでやる気のある人はあっという間に習得が進みます。

そのメリット

楽譜から解放されます。もう何年もピアノを弾いているのに童謡のようなシンプルなメロディでも楽譜がないと不安で弾けない人多いですよね。「耳コピ」は楽譜に頼らないので楽チンです。人気YouTubeピアニストたちの多くは楽譜なんか見ずにバリバリ弾きます。勘違して欲しくないんですけど楽譜を否定しているのではありません。楽譜は現在でも優れた音楽のツールの一つです。でもこれだけ音楽を直接耳にすることが多い現在、楽譜よりも聴いた方が細かいニュアンスが伝わるのは間違いないです。

では、なぜ耳で聴いただけで演奏が出来るのか?「耳コピ」のやり方、上達方を見ていくよ。

大切なのは学ぶ順序を間違えないこと。順番に一つずつ潰して行けばゴールが見えます。

「耳コピ」メロディ編

メロディを聴いて鍵盤上に落とし込むために。

1)キィを見極めてダイアトニックを見つける(慣れれば簡単)

2)聞いて、(移動ドで)考えて、弾いてみる。

3)基本のインターバルを聞き分ける。(ステップとスキップ)

4)ノートを度数で考える(これは少し高度、でもみんなやってる)

5)ペンタトニックスケールを知る(メロディの多くはこれで出来ているから)

メロディの耳コピに関してはこのくらいでいいんじゃないかな。それよりコード進行の聞き分けが大事!!


「耳コピ」コード編

曲の中で鳴っている和音をコードで捉えると易しい。何故なら各コードにはそれぞれ特徴と機能がある。

1)コードの種類を覚える

2)ダイアトニックコードを覚える

3)コードをメロディとの関連から聞き取る

4)ベース(ルートを聞き取る)

5)コードワークを知る

6)転回形コード、分数コードとか

7)ポップスの代表的コード進行を覚える

8)自分で別なコード付けをしてみる

9)ジャズコードの特徴を掴む(テンションとか)


あー疲れましたね。先が思いやられると感じた方多いかもしれません。文字にすると面倒な感じになってしまいますが、誰でも出来るはずです。ほんのちょっと本気出せばね!

一つずつのやり方は続編でやる予定です。

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