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【アニメ感想】「美少年探偵団」は2度楽しめる

こんにちは。

ゴールデンウィークも自宅で過ごすことが多いと思いますが、お家時間のお供にアニメはいかがでしょうか。

今期(2021春期)のアニメを色々とみている中で、とても面白いと思ったアニメがあったので、軽くご紹介させてください。

それは、「美少年探偵団」というアニメです。

制作会社は、「物語シリーズ」や「魔法少女まどか☆マギカ」、「3月のライオン」を作ったシャフトであり、総監督もこれらの作品を担った新房昭之さんが担当されております。

原作は、同じく「物語シリーズ」や「掟上今日子の備忘録」などを書かれている西尾維新さんが書かれております。

第1話のあらすじは、こちら(アニメ「美少年探偵団HP」より)

私立指輪学園の屋上で星を眺めていた瞳島眉美。
彼女は、十年前に見た星を探し続けていた。
突如現れた謎の美少年・双頭院学に連れられて、眉美は学園内の謎の団体「美少年探偵団」の事務所を訪れる。
そこで眉美が出会ったのは、個性豊かな五人の美少年たち。
彼女は探偵団に星探しを依頼するのだが――?

こちらのYouTubeの映像を見るとお分かりだと思うのですが、キラキラとした星、光と影とのコントラストが強調された絵、さらに時折入る油絵風の絵画演出やシャフトらしい人物が斜め後ろを振り向く様のカットなども相まって、とても優れたビジュアルの映像が楽しめる素敵なアニメとなっています。

さらに、美少年探偵団の団員として登場するキャラクターは、団長の「美学のマナブ」を始めとして「美声のナガヒロ」、「美食のミツル」、「美脚のヒョウタ」、「美術のソーサク」とどれも個性豊かな特徴を持っています。

そして、これらの個性あるキャラクターと、主人公堂島眉美との掛け合いとによるセリフ量の多さと登場人物同士の会話のテンポの良さは必見です。

特に、1話の美少年探偵たちの自己紹介シーンの時に、主人公堂島眉美が美少年たちに都度都度ツッコミを入れる場面があるのですが、会話のテンポが非常に良くて、セリフを聞いているだけでも楽しめる感じがしました。

さらに、主人公の堂島眉美を演じる坂本真綾さんの演技が本当に素晴らしくて、心に影がありつつ、団長のマナブにその心を見透かされそうになった時に虚勢を張って声が上ずってしまう感じを聞いて、ディテールにかなり拘っている印象を持ちました。

色々とアニメ「美少年探偵団」の魅力を語ってきましたが、このアニメの楽しみ方として、

1回目は、キラキラとした光と影、星空、シャフトらしい特徴的なカットなどの映像を楽しむ

2回目は、音声を聞いて、主人公と美少年探偵団たちの会話劇をラジオ風に楽しむ。

と、少なくとも2度は、楽しめます(笑)!!

そんなオススメのアニメの美少年探偵団ですが、オープニングを担当されているsumikaさんのshake & shake も、とても素敵な楽曲で、この美少年探偵団のキラキラしたイメージにピッタリです。

また、今日(2021年4月25日)現在、アニメが3話まで放送されており、ちょうど原作小説では1巻分(きみだけに光かがやく暗黒星)が終わったところなので、小説と合わせて楽しむのもありですね。

原作小説は、11巻まで出ており、今回のアニメ化によりどこまで放送されるかは分かりませんが、豊かなビジュアルが楽しめる絵と、テンポが良いセリフの会話劇が楽しめるアニメ「美少年探偵団」を今期は存分に楽しんでいきたいと思います。


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