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「かみいけ・ゆる読書会vol.4ーアニメと読書/アニメに関する本を語ろう」開催しました

本日、上池袋くすのき荘にて、かみいけ・ゆる読書会を開催しました。

かみいけ・ゆる読書会は、「本を持たずに手ぶらで参加できる読書会」、「答えを出さず、問いを出す読書会」をコンセプトに、カジュアルな読書と対話を楽しむために、池袋の北にある上池袋(かみいけぶくろ)で行われる読書会です。

今回は、「アニメと読書」をテーマに、アニメの原作小説やアニメ評論など「アニメ」を考えるためのヒントになる「アニメの本」を読んでみて、参加者で紹介し合いました。

本日紹介された本の一部をご紹介します。

小説 すずめの戸締まり(角川文庫) 新海誠・著

小説 海がきこえる(徳間文庫) 氷室冴子・著

漫画 その着せ替え人形は恋をする(スクウェア・エニックス)  福田晋一・

漫画 彼氏彼女の事情(白泉社) 津田雅美・著

小説 ハケンアニメ(マガジンハウス) 辻村深月・著

小説 四畳半神話大系(角川文庫)  森見登美彦・著


評論 母性のディストピア(集英社) 宇野常寛・著

評論 現代アニメ「超」講義(PLANETS)  石岡良治・著

今回は、「読書タイム」を設けたので、用意された本から参加者に気になる本を選んでいただき実際に30分ほど読んで頂きました。

その後、本を読んだ感想について参加者同士で共有しました。

感想会では、アニメと原作小説とでラストが違ったりする作品や、アニメでは語られなかった主人公の心情描写が描かれている作品について意見交換が盛り上がりました。

原作小説とアニメとでラストが違う「海がきこえる」
小説では主人公の心情を文字で表すため、アニメを見た後で読むと理解が深まるのではないか、という意見も。本作品は3.11を考える作品としても昨年話題を呼んだアニメ。


また、アニメでは絵や動きを伴う演出で心情を表現するのに対して、小説では文字として直接描くことで人物の心情を表現するためアニメを見た後で読むと作品への理解がより深まるのではないか、という意見もありました。

普段は本を読む機会がないため、じっくりと読むことが出来て良かったというご感想もいただきました。

昨年話題となったアニメや原作小説だけでなく、名作とされる過去作品も語り合うことが出来て良かったです。

本読書会は、開催の折には以下のTwitterアカウントなどで発信予定のためご興味あればぜひ。

@MtFuji_san

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