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【雑談】散歩で出会った珈琲と虚構のレシピの紅茶

東京は、コロナ渦の緊急事態宣言下ということで、旅行や映画といった「非日常的」な体験が残念ながら出来ません。

しかし、近所の散歩で新しい発見をしたり、生活の中にひと工夫をすることで「日常」を楽しむことはできるのではないか。

特に、私は、珈琲と紅茶が好きなので、これらを自宅で美味しく淹れることで、「日常」をより楽しむことができるのではないかと考え、やってみました。

まず、珈琲の話。

連休中に、近所を散歩してたら、たまたまアームズシェア東長崎焙煎所という珈琲屋さんと出会いました。

西武池袋線「東長崎駅」から徒歩5分のところにあります。

「アームズメソッド焙煎」という豆の焙煎方法をされているメンバーの方々が日替わりで珈琲豆と珈琲を提供されているお店とのことです。

たまたま訪れた日に出店されていた「名前はまだない珈琲店」さんから豆を購入し、店主さんから丁寧に苦味を抑えられる珈琲の淹れ方を教えてもらいました。

・人数×10g +10gの豆を挽く

・500円玉くらいの円で20秒ほどお湯を注ぎポタポタ出始めてから15秒くらいで真ん中にお湯を注ぐ。

・1人前60g〜2人前80g程度のお湯を入れて珈琲原液を抽出

・抽出した珈琲原液をカルピスのように2.5倍〜3倍のお湯で割る

自宅に帰って、さっそくこの方法でコーヒーを淹れて、飲んでみたところ、本当に苦味がない、まろやかな味の珈琲が出来上がりました。

抽出した原液は、常温で2〜3日、冷蔵保存で1週間程度は美味しく飲めるそうです。

珈琲を自宅で入れるのがお好きな方で、苦味の少ない味が好みという方にはおすすめの方法なのでぜひお試しください。


続いて、紅茶の話。

自宅にいる時間も多いため、昨年ハマったアニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These」の原作小説である「銀河英雄伝説」を最近読んでいます。

「壮大な宇宙(スペース)オペラ」と言われている通り、専制主義の銀河帝国と、民主主義の自由惑星同盟とが宇宙でお互いの正義のもとに戦争する壮大なストーリーなのですが、その小説の中に出てくる主人公のひとり自由惑星同盟の将校ヤン・ウェンリーがブランデー入りの紅茶を飲むシーンがあります。

小説を読んでいて、どんな味がするものだろうかと好奇心が湧いてきたので試しに作ってみました。

参考にしたレシピは、こちら。

ブランデーは、紅茶1杯に対して、ティースプーン1杯分が適量とのことです。

結果として、紅茶にブランデーの風味はするものの、ちょっと苦めな大人な味でした。

そのため、さらにシロップで甘味を加えてみたところ、(私にとっては)ちょうど良い味になりました。

そして、このブランデー入り紅茶を飲んでいると、自分も自由惑星同盟のヤン・ウェンリーが率いる第13艦隊の一員になったような壮大な気持ちになり、日常生活でも虚構の世界にどっぷり入ることができる体験をしました。


まだまだコロナも落ち着かないため、遠方に行くこともままならず「非日常体験」に制約がある昨今です。

しかし、散歩での出会いと、虚構に書いてあるレシピで、「日常」の生活を少しでも豊かに出来る、そんなことを感じたゴールデンウィークでした。

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