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ベルリンでミュージアムを巡りまくる

今回ベルリンから拠点を変えず、色々な美術館・博物館を見るというプランで旅しました。
展示として日本とものすごくちがう、というわけではないですが、そこでしか見られないモノ・感じられない空間に出会えてとても幸せです。

ドイツで博物館に入るときの注意
ほぼ全ての施設で「コートや荷物を持ち込まない」よう注意されました。ロッカーに自分で預ける場合や、クロークの人に渡すパターンがあります。ロッカーは1€コイン(2€コインも可能なものも)が必要なところも多いので、準備しておくとスムーズ◎

ベルリン・ユダヤ博物館

ユダヤ人の歴史と迫害についての博物館。

1階は建築で体感させる側面が大きい。斜めになった床、暗い中差し込む光、庭に斜めに突き刺さった巨大なコンクリートの柱、なんとなく不安にさせるような設計が全体にされている。

亡命の不安定さを表す柱(この写真だと斜めに見えない…)

上階はユダヤ人の古くからの歴史を伝えていて、ポジティブな面も多く見られる。
文章多めなのであまり中身は読めなかったけど、「モノがない」展示を魅せる工夫が面白かった。



Neue Nationalgalerie

現代アートは難しい…と思っているのですが、建物がかっちょいいので入ってみました。
ちなみに3日間有効の「ミュージアムパスベルリン」もこちらで買いました。ベルリンのミュージアムはかなり網羅されてましたが、32€するので4つくらい回らないと、元取れないかも。

1968年にできたと思えない、スマートなデザイン

建物に入ると整然とした素敵空間が広がります。人がいなかったので「ここ…入ってOKだったのか…??」とオロオロしていました(美術館の人が来て、下が展示ですと案内してくれた)

展示はやっぱり難解でした。田名網敬一さんの作品がありましたよ!


Deutsche Kinemathek
– Museum für Film und Fernsehen


Google mapsでたまたま見つけた、ドイツの映画史のミュージアム。
ドイツ映画見たことないからあまり馴染みのない展示だったけど、そもそも入居している建物のDas centerがかっこいい。(昔のソニーセンター)

センターの内部。残念ながら大部分は工事中
ガラスと金属でできた工業的なデザイン
ロッカーのツヤツヤの赤も好き
そしてこの「昔の映画の未来」みたいな入り口
映画の衣装の資料など



フンボルト博物館

この博物館は日本語のオーディオガイドがあります!(QRで読み込むタイプ)翻訳やナレーションもクオリティ高い。雰囲気や展示内容は東京の上野博物館の宇宙・生物ゾーンをKITTEサイズにしたような感じ。コンパクトだけど目を惹く展示物で楽しかった。

鉱物コーナーのお気に入り鉱物(マリモみたい)
2階建てのホルマリンコーナー!(入れません)
デジタルと組み合わせた展示もやってた


番外編 バウハウス・デッサウ

バウハウスミュージアムじゃなくて復元した校舎の方。ここだけベルリンから足を伸ばしてデッサウまで行きました。

一部工事中(建物ロゴはシートに印刷されたモノです)
1階にはカフェがあります
ロッカールームはレンガを見せている
当時の写真
展示什器は、テーブルのような形で空間を遮らないつくり
素材に関するコーナー。きれいなガラスブロック


あとはブレーハン美術館にも行きました。
アール・ヌーヴォーの作品がかなりたくさんあり、近くで見られてびっくり😳

ベルリンのミュージアム巡り、おすすめです!

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