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カミングアウトして見えた「こうあるべき」理論

先日、バイセクシャルだということをこのカミングアウトした。

カミングアウトしてみると、
いつも見ていた世界が少しずつ違って見えてきた。

何気ない知人の一言だったり、
自分の今までの行動について考えるようになった。

目に入ってくるニュースがジェンダー関連が多かったり。
目に入る情報もマイノリティに関することが増えた。


鮮明になった自分の「こうあるべき」思考

ジェンダーだけの話に限らず、
自分がどういう人間かが見えてくると
思考がより鮮明になる。


私は
女子であれば
「可愛い人が魅力的である」
「痩せている方が優位である」
という思想を知らず知らずのうちに抱いていた。


でも、バイセクシャルだと自覚し
それをオープンにしたことで、

女子は
「可愛い人が魅力的である」
「痩せている方が優位である」
→自分が納得する姿でいる方が魅力的
という考えに変化した。


そうすることで、
他人の考えや判断基準ではなく
自分の基準で自分の容姿と向き合うことができた。
知らず知らずに抱いていた「べき」から解放された瞬間だった。


そのコンプレックスは何から生まれる?

少なくとも、誰かしら
自分の容姿に対してコンプレックスを抱いていると思うが、

「もっと痩せていてスタイルが良い方がいい」
「二重で目がぱっちりと大きい方がいい」
「顔が小さくて、鼻も小さく高い方がいい」
…あげたらキリがないけれど、私もその1人だ。
これも「こうあるべき」という思考だと思う。


しかし、その「べき」は
痩せてスタイルが良い「誰か」
二重で目が大きい「誰か」
顔が小さくて鼻が小さく高い「誰か」
「自分」を比較しているだけ。


ジェンダーに限らず「誰か」と「自分」を比較して、「こうあるべき」なのにそうじゃない「自分」に対して負の感情を抱いていただけの話。


「こうあるべき」から抜け出す方法

「誰か」から生まれた「こうあるべき」と「自分」を比較したところで現実は変わらないし、変えるためにはかなりの時間と労力と資金が必要になるよね。

その時間と労力と資金をかけても変えたいのであれば変えればいいし、コンプレックスを生かすor良いところを伸ばしていく方向に切り替えるのか。どうしたいかを考えると、負の感情は減ってくる。


…なんて言ってるけど、難しいもんは難しい。

正直ね、こういう正論をぶちかましたところで今まで持っていた思考を変換するのって、めっっっっっっっちゃ難しい。

ほんと、労力も時間もめちゃくちゃかかるのよ。

だったら、お金払ってチャチャっと解決しちゃえるものはした方がいいじゃんっていう意見。ヘドバンする勢いで首振って共感します。


だって、考え方次第では『白』が『黒』にもなるし、『悪い』と思ってたものが『良い』に変わるじゃん?

それくらい見方が180°変わるものだから
考え方を変えるのも大変めちゃくちゃ労力がかかるわけ。


考え方を変えるか
お金で解決するか。


バイセクシャルとオープンにして見えたものは
自分が知らず知らずのうちに抱いていた
「可愛くあるべき」「痩せているべき」という容姿に対する固定概念だった。

そこからどうしていきたいかは
これから向き合っていこうと思うが、

どうか容姿に対しての「べき」ぐらいは
もっと寛容になってほしいと思うnoteの終わりでした。


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