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面接対策:人生で頑張ったこと

面接で良く聞かれる質問

「人生で頑張ったこと」

一生懸命だったこと や 乗り越えたこと 
と 質問のされ方が変わることもありますが、考え方は一緒です。

ポイントはシンプルです。
ぜひ良い内容を作りましょう。

なぜ大事なのか?

企業は何のために「人生で頑張ったこと」聞くのか??

それは、

・その人が「頑張れる状況」「踏ん張れる状況」を聞き、自社でもその経験が生かせるか?を確認したいから

・頑張った背景にその人の大事にしている価値観が見える。そこから人間性を理解するため

です。

基本的に面接の質問は
「その人の経験が自社の仕事に生かせるか?」
「その人の人間性・価値観・想い」
を知るために様々な角度で掘られていくものです。
頑張った経験は上記について掘り下げやすいので良く聞かれる内容です。

作成のポイントに入る前に、
NGポイントをレクチャーします。

NGポイント

・趣味やプライベートが強すぎる
仕事の面接なので、趣味のゲームや遊びの事を伝えても響かないことが多いです。
仕事の面接なので「仕事」の内容が適しています。
しかし、20代前半であれば部活のこと。たとえゲームであってもeスポーツで実績を出しているレベルであれば適していると言えます。

・年齢とあっていない
例えば30歳正社員経験ある方が中学校の時の話をする。面接官からすると「中学校卒業して15年くらい何してたの?ぼーっと生きていたの?」という話になり、印象が良くないです。


作成のポイント

ではどのような点をおさえればよいのか。ポイントをお伝えします。

・具体的に言語化する。(いつ?どの状況で?どんな風に頑張ったのか?行動したのか?)
特に、主体的に自分から動いたこと や 周りを巻き込んだエピソード は好印象です。主体性巻き込み力は社会人に求められるため、ぜひこの観点で振り返ってみましょう。

・学んだことや得たもの、得た力も 加える
ただ出来事だけを伝えるのではなく、その経験からの学び 得たもの 得た力 を追加しましょう。
面接官に「学ぶ意欲」や「吸収力」を伝えることができます。

・未来にどう生かすか?? も加える
「就職してからどう生かすか?」という観点が重要です。
上述しましたが「その人の経験が自社の仕事に生かせるか?」が面接官が知りたいポイントです。
頑張った経験をどんな風に会社で生かせるか?を伝えることで、未来へ成長する意欲を伝えられます。

このようなポイントをおさえたうえで、
さらに良くする方法も考えましょう。

さらに良くするために

・「なぜ頑張れたのか?」を考える
○○という想いがあって頑張れた や △△が支えになったから 等。
これらを答えられることによって「その人の頑張れるポイント」を把握できます。
そのため面接で深く聞かれることがあります。

・気持ちも大事
社会人経験が少ない人は「こんなこと頑張ったことって言えるのかな」と不安になるかもしれません。
しかし大事なのは「自分はこんな風に頑張ったんだ」と自信をもって伝えることです。
経験は入社後に積めばいいのです。
意気込みを一生懸命伝えることが面接において大事なポイントとなります。

ここまでレクチャーしてきましたが、
「人生で頑張ったこと」って言われてもな~、あんま思い出せないな~、

と、
頑張ったことが出てきにくい人もいるでしょう。

その場合は観点を変えて考えればよいのです。


人生で頑張ったこと を考えるうえでの違う観点


・苦労したこと、大変だったこと

・結果が出たこと

・周囲から認められたこと

以上の観点から探すと、また違った言葉が出てきます。

苦労したこと、大変だったこと
ネガティブなことを乗り越えた経験も頑張ったことになります。
この場合はどう乗り越えて、何を学んで、どう生かすか?まで考えられるとGOODです。

結果が出たこと
結果があることが、1番説得力のある内容です。
その結果を出すために自分で行った努力、学び、どう生かすか?一緒に考えましょう。

周囲から認められたこと
<周りから認められること>の方が<自分で思う頑張ったこと>より、本質的です。
社会では自分を評価するのは自分自身ではなく周りです。

どんな風に認めてもらったのか? どんな取り組みをしたのか? 学び どう生かすか? を考えましょう

以上のようにポイントをおさえ、
観点を変えると様々なエピソードが出てくると思います。


まとめ


・『頑張った経験』は 自社でもその経験が生かせるそうか、と未来の可能性を確認したり、価値観が知るために聞く

・趣味やプライベート色が強すぎたり、年齢とあっていない のはNG

・作成のポイントは、具体的に言語化し、学んだことや得たもの、得た力 未来にどう生かすか も加えること

・さらに良くするために「なぜ頑張れたのか?」を考え、自身をもって伝える

・観点として 苦労したこと 大変だったこと 結果が出たこと 周囲から認められたこと からも考えてみる

以上が今回の学びです。

まずはたくさん書き出してみましょう。

そして身近な人にも聞いてみましょう!

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