12月17日〜12月23日 (1)

本日はPICUの最終回。とても良き作品でした。初回のおどおどたけちゃんから最後はキリッとたけちゃんに。この3ヶ月でグググっと成長しました。

12月19日　PICU (最終話)

・北海道に大地震が発生。圭吾くんの手術は3日後に延期になります。既に全身麻酔で眠っているため何も知らない圭吾くん。
・一方、大地震でバス事故が。他の医療機関は大パニック。植野先生の名刺を見て電話をします。PICUが着実に北海道内で浸透しつつある。どんどん運ばれていく重症の子どもたち。PICUのチーム医療の見せ所です。
・圭吾くんが目を覚まします。何が起こったのか本当のことを打ち明けるたけちゃん。「神様はどうやっても僕に生きてほしくないんだよ。死んでほしいんだよ僕に。」そんなことないよ…。圭吾くんの反応は意外と冷静なものでした。お願いだからこれ以上何も起きないで…。
・PICUも残床数はわずか5床。そこに病棟に移ったばかりのたけちゃんファン・ひなちゃんが戻ってくることに。
移る前はあんだけ元気だったのに…。
・5人目の搬送希望者が。それを断る植野先生。「たらい回しじゃないですか」と反発するたけちゃんに「納得できない。子どもを見捨てることになる。ここはそういう場所じゃない。」と自分の意見をしっかり言う河本さん。植野先生だってそんなことはしたくないはず。でも圭吾くんや日菜ちゃんがいるし、働いている人にも限りがある。「全員の命がかかっている。現場で救えてもここで命を落としたら意味がない。」納得できない気持ちも分かるけど植野先生の言っていることもよく分かるような気もする。
・「たとえ目の前で命が失われるのを見ることになったとしても、ほかに受け入れ先がないなら僕はその瞬間まで何かしたい。悪あがきでもどうにか命を世界につなぎ止めておきたい。ちょっとした違いで助かったり助からなかったりするのがホントに悔しい。子どもが神様が意地悪だから仕方ないと諦めるようなそんな悲しいことだけはどうしても避けたい」ベテラン勢や看護師陣が植野先生の意見にのるなか、それでも納得できなかったたけちゃんの熱い訴え。胸にグサグサときました。本当に成長したな…って。漢になったな…って。
・その話を聞いていた綿貫先生たち。(今成先生NICE！)渡辺がいる病院が受け入れを許可。渡辺の病院もPICUの設立に向けて動いていたとか。あんな嫌味ばっか言ってたのに。前回から良い動きをしている。まあ前回も今回も「1人の医者」として動いているだけだろうけど。
・幼馴染たちのグループ通話。特に何かを話すわけでもなくただひたすら食事を頬張る4人。桃子ちゃんの赤ちゃんが可愛い。
・追い討ちをかけるように北海道に暴風雪警報が。このままではドクターヘリを飛ばせることはできない…。せっかく新たな受け入れ先が増えたばかりなのに。このまま待つしかない。でもそれだと日没の時間が…。神様、本当に意地悪がすぎる。この話を聞いてドクタージェットを要請しますが…。
・今回の大地震で救えなかった命が1つ。発見が遅れてしまったみたいです。さっそくミーティングが始まります。すぐに意見がちゃんと言える悠太。議論が白熱します。話題はドクタージェットの常駐に。
・丘珠にドクタージェットの常駐が決まります。その犠牲で植野先生が退職することに。病院の連携の悪さを北海道や国から指摘されており…。全力で退職を止めるPICU一同。たけちゃんに至っては「嫌です」と(笑) 「もう少し先生のもとでやらせてください」たけちゃんの上の先生を見る真っ直ぐな眼差し。
・そんなところに渡辺が。自分たちのPICUを作ることにしたらしい。丘珠空港、冬に路面が凍結する話、今更します？植野先生あれだけ張り切ってたのに…。わかりきってることだっただろうに…。でも協力関係の病院ができたのは良いこと。相変わらずぶっきらぼうで無表情な渡辺でした。
・ふきちゃんのことをずっと「ゆきちゃん」呼びしていた悠太。名前の確認していた時、「ふき」って言ってたのにずっと「ゆき」って悠太言ってたもん。私もずっとそこ気になっていました(笑)
・「職場に楽しみがあるっていいよ」に「笑ってない」最後にこちらを笑い誘う東上先生、ずるいです。お腹抱えてわらいました。
・再び手術に向かう圭吾くん。無事に手術は成功。様子を見に圭吾くんに会いにいくたけちゃん。ずっと寝たきりの圭吾くんを見てきたから立っている姿を見るだけで感動します。圭吾くんならたけちゃん以上に立派なお医者さんになれますよ。
・たけちゃん家で食事をする幼馴染たち。それぞれの抱負を語ります。河本さんは「海外でも仕事できるように英語を頑張る」悠太は「地域医療の勉強会に参加したり他の病院と連携を取って少しでもサポートする」(さすがは悠太)桃子ちゃんは「子育てと(目標ではないけど)マッサージ(笑)」最後にたけちゃん。「お父さんみたいな男になって医者もやりながら家族築いてここで暮らす」なんか意外な答えだな〜って思っちゃいました。たけちゃんも結構将来のことしっかり考えてました(笑)まずはいい人と巡り会いましょう。