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七草粥の日にパイを食べるっていう文化♔

美しいものが好き。
私にセンスがあるかどうかという話はこの際置いておいて、(夫がセンスの塊なので私にセンスがなくても全く問題はない。)
自分が素敵だなーと思うものを手に取りたいし周りに置きたい。
誰だってそうなのかもしれないけど。

そう例えば、本をジャケットで選んだりする。
タイトルや著者名で選んで抜き取り表紙を見て、あまり好みでないと棚に返す。
その結果良本に出会えていないかもしれないけど、本棚に並んでる表紙が好みじゃないのは結構つらいからこれでよいの。うん。

だから子供たちの絵本を選ぶのが結構楽しい。
毎晩寝る前に絵本を読むので、地域の図書館から週に5冊程度借りている。

図書館で知った庄野ナホコさんの絵とか美しすぎて好き。
「せかいいちのいちご」とか「バレエのおけいこ」とかクマちゃんがかわいすぎて尊い。


いま借りてる「ちいさなゾウ」も幸せなストーリーすぎて美しい。

庄野ナホコさんについてだけでも語れそう。
というか買って手元に置こうかな。

でね。
くらはしれいさんの「王さまのお菓子」もこれはまた美しい絵本でね。
文が石井睦美さんなのよ、間違いないよね。


この絵本を一昨年に借りて、初めてガレット・デ・ロワの存在を知った私。
去年から我が家の習慣&次女の誕生日ケーキとして取り入れることにしました。
ガレット・デ・ロワ。

ガレット・デ・ロワはフランスで新年を祝う際に欠かせない伝統菓子で、毎年1月6日の公現節(東方の三博士がキリストのもとを訪れ、その誕生を
祝福した日)に食べられます。
(中略)
ガレット・デ・ロワの中には「フェーブ」と呼ばれる陶器の人形がひとつ入っていて、家族や親しい人達が集まり、切り分けた時にフェーブが入っていた人は王冠をかぶって、その日一日王様になることができ、1年間幸運が続くといわれています。

 https://gakuen.monteur.co.jp/library/knowledge/entry/003210.html

去年はジルエットカフェからお取り寄せ。

もともとパイが好き、タルト最強だと思ってるからもうほんと美味しくて。
まあまあなサイズだったけどおいしくペロリといただいたよ~。
フェーブは入っておらず同梱されてて(かわいいフェーブだった)、
代わりのアーモンドはなかよく夫とはんぶんこ。
2023年我が家は夫と私で半分ずつ幸運だったのよね👑


今年はル・プレジール・デュ・パンからお取り寄せ。
娘たちのためにアーモンドクリームじゃないガレット・デ・ロワ無いかな~って思ってたらかなりベストな感じであって。
ポムと迷ったけどマロンをオーダー。

注文確認メールに定型文でないオーナーの方からの言葉も添えてあって、備考欄に書いた次女のお誕生日のこと配慮してくれたの素敵すぎる。

(それにしても名古屋はガレット・デ・ロワ激戦区なのかな???)

去年のジルエットカフェのと比べるとずいぶん小ぶりだけど美しさは拮抗。
マロンもほどよく濃厚ほどよくさっぱりで、結局1度に家族で食べきったね。

そしてフェーブ。
今年のフェーブは本当にケーキの中に入ってるということで私1人でドキドキ。

主役の次女が取り(待たずに食べ始め)、
長女が取り(取った瞬間から食べ始め)、
夫は残り物に福派だと言い出したので私がうーんと選んで取って食べ始めてすぐ。

私のピースのなかに入ってたのよ~!!👑
フェーブ!何の形か分からなかったけど!コロンと可愛らしいピンクの陶器が!
嬉しい。

だって、私が女王ということは、
夫が王なわけで、
娘たちは王女たちなわけでしょ?

そして、私の幸運が続くということは、
夫はもちろん幸運で、
娘たちもスペシャルハッピーな1年になるってこと。

そりゃもう最強よ。

ふふ。
やったね。


まとめると、我が家は七草粥を食べないって話でした。

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