[実験]保育園ママが14時に子どもたちをお迎えに行ってみた。
次の日に早起きしなくちゃいけなくて、
朝になって打ち合わせがひとつ無くなり、作業は順調に片付きそうだ。
次女の鼻水と咳き込みが前日よりも少しひどくなってた朝の様子を思い出し、
翌日からの楽しみな予定を憂う。
次女の体調優先で。
そうだ、今日は14時にお迎えに行ってみよう。
いつもよりは早お迎えだよ、とは伝えていたものの、
おやつの時間よりも前だとは思っていなかった長女は驚きつつ、
"みんなと違う"が優越感の骨頂である彼女は自然と声と動きが大きくなる。
次女が私の脚にまさに猪突猛進してきて一安心した。
毎日おいしそうな手作りの保育園のおやつを食べさせてあげられなくてごめんよ。
今日はお麩ラスクだって。なにそれお母さんが食べたい。
園の駐輪場で14:15。
お迎えに行く前に寄ろうか迷ったスーパーへ行く。
突然しゃがんだりする次女の手を引きながら必要最低限の買い物だけして帰る。
別に急いでない、むしろゆっくりしたつもりでも帰宅したのは14:55。
ほう。なるほど。
長女の自宅保育時代に遊んでもらった、16時過ぎまで幼稚園のバスの停留所で話していたママたちを思い出す。
少し早めのお迎えにいくときに、幼稚園の制服を着た親子が公園で遊んでいたことを思い出す。
キラキラ系ママが、お迎えからそのまま〇〇へ!平日夕方だから空いてたよ!と投稿していたのを思い出す。
なるほどな。
こりゃ、そりゃあ、そうなるわ。
結局帰宅後すぐにおやつを食べ、子どもたちが工作をするのを横目にバタバタと片付けたり夕食の下ごしらえをして16時。
園で何をもらってきてるか分からない恐怖に耐えきれず16時からお風呂。
ゆったり入って16時半からラプンツェルをスタート。
しっかりエンディングまで見終えて夜ごはん。
いやーーーーーー。
本当に、尊敬する。
幼稚園ママすごい。
お弁当作ってるってだけで崇め奉ってるのに、
小学校並みの夏休み冬休みを、しかもこの夏の酷暑も乗り越えてるのでもう頭も上げられないのに、
14時とか水曜はお昼前にお迎えに行ったあとどうしてるの?って思ってたんだけど。
すごすぎない????
お迎えまでの5時間で集中して仕事片づけてたけど、
今日の記憶はお迎え以降で塗り替えられてる。
つまり子どもたちとしっかり向き合えた素敵な時間って証拠なんだろうけど、
私は「今日だけ」、スペシャルな今日だから優しくできたしゆったりできた。
これが毎日はとんでもない。
確かにこれを毎日やってたら夏休みもそんなにイレギュラーじゃないのかもしれないけど、
時間の使い方と使い道、自分のリソースの振り方が全然違う感じがした。
サムネみたいな優雅なランチなんてとんでもない。
ランチ中、その後の時間の使い方ぐるんぐるん考えまくってるのでは?
というか、このくらい優雅なランチ許したってほしい。
めちゃくちゃすごいことよ、これが毎日は。(大切なことは何度でも言うよ!)
子どもたちにも新鮮だったようで、翌日からの予定を差し置いてもなんだかソワソワ楽しそうだった。
なるほどね。
新しい経験って時間の使い方を変えるだけでも味わえるものなんだな。(当たり前か~)