【無料】麻雀の神は6mを打つのかもしれない、という話

上家からリーチに関して
・比較的安全度の高い無筋
・チートイ率
について考察する

47mの安全度

上家は3巡目に9mを切っている。
この場合、47mの危険度が減る

通常9m手出しだとカン7mの危険度が増えるが、今回は68s落としや字牌切りリーチのため、カンチャン待ち率が減っている。

よって、47mが当たるパターンは

56789m
56678m
5688m
後引きで56mができた
手役関連の9m残し(一通、三色など)
安全度比較による9m残し

などがあるが、
萬子上にターツ(67m68m)などを含んだ自然な組み合わせが多数あるため、47m待ちの可能性としてはだいぶ減るだろう

36mの安全度

3巡目に9mを切っているが・・・

テンパイ以前に、萬子の両面ターツが2つある場合
2356
2367
3467
の3パターン

両面+カンチャンの場合
萬子上でカンチャンを構成するケースは68のみとなり
1356
1367
2467
2368
3468
(2357)→大体のケースで9m切りは不自然
の5パターン

いずれにおいても36mは含まれないため
36mが待ちとして残る、ターツの組み合わせは少ない

上家のチートイ率

再掲。上家は中を切ってリーチ

役牌切りリーチの場合、通常考えられるケースは
①安牌残し
②他の役牌を対子以上で持っている
③暗刻切り面子手
④チートイ

があり、
今回の場況を確認すると、①②のケースが否定されている

③暗刻からの中切りリーチの可能性

中暗刻からのリーチとした場合

中中中+(ターツ)+(ターツ)
となるが

今回は68s落としが入っているため、ターツは一旦、両面として考える

ターツになりえない両面の組み合わせを考えると
・4pを切っているため、ピンズ下
・268sを切っているため、ソウズ全部
の両面が否定される

残りは69m以外のマンズ両面と58pのみ(8pが4枚切れのため)

しかし、
萬子両面+67p+中中中
でマンズが入った場合、中暗刻を捨てて、8p4枚切れの58pにすることは考えづらいので、58p待ちも否定される

つまり
・萬子両面x2
・萬子+67pの5p入り目
のいずれかでないと辻褄が合わない…

「36mの危険度」
で考察したように、マンズ両面x2は組み合わせがかなり限定的なことも考えると、③中暗刻からの面子手も確率が減少

よって、上家は④チートイ である確率が上昇する

まとめ

上家はチートイ率が上昇している。
また、面子手であっても36mの危険度は下がっている。

麻雀の神ともいえるような、最強AIがいるとしたら
一見怖い6mを打っているのかもしれない

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