6sの危険度を考える

タンヤオ、ドラ4なので、これは6s切るのだが、
6sの危険度高そうだなと思ったので、ふかぼって考えてみる。

主要なイーシャンテン形の候補と可能性

この河の特徴は2s→3sリーチ という切り出し。
以下は主な候補。

周辺カンチャン系

  • 233s両面対子から
    →2233sであれば危険度考慮で3s→2sになりやすい。
     4sが通っていること含め可能性低め。

  • 355sカンチャン対子から
    →8p手出しのところで3sツモの場合、ありうる。
     5sと何かのシャンポンの可能性が上がっている。

  • 355678s、356788sカンチャン対子の発展形
    →自分から8s三枚見えのため、355678sはありうる。
     しかし、可能性低め。

  • 357sリャンカンから
    →8p手出しのところで3sツモの場合、ありうる。

  • 356778sから
    →8s三枚見えなので、可能性低め。

ヘッドレス系、その他

  • 333s暗刻から
    →ヘッドレス形からの3s切りリーチとなる。
     しかし2333sから2sを切るヘッドレス形となると、
     両面+両面(愚形の場合ドラ含みカンチャン)
     となるため、可能性としてはちょっと低そう。

  • 3456s、3555s、356sヘッドレス
    →28pとピンズ数牌を切っているので少し可能性下がりそう。

  • 356s三色ねらいでの3s残し
    →4pポンして3枚見え。経験側的に、出現頻度も少ない印象。

まとめ

検討後の筆頭候補は以下の通り

  • 355s 〇

  • 357s 〇

  • 356778s   △

  • 333s+両面両面 △

以下、放銃率の超概算

かなりアバウトな計算だが
上記の出現率を25%、25%、10%、10% として
6s待ちの危険度を概算する。

357s+両面 で、6sが待ちになる可能性は 2/3 なので、
25% x  2/3 ≒ 16%

356778sなど、357s以外のケースで6s待ちになるケースは
5~10%程度と考えると

6sの放銃率は 21~26% 前後

となりそうか。
雑な計算ではあるが、この近似値が正しいなら
無筋がたくさんあるなかで、6sの放銃率はかなり高いことになる。

あらためて

河を見返すと、対面も上家も7sを持っていなさそうで、
下家が持っている可能性が上がっている。
かといって、89sも3枚ずつ見えており、7sは持っていそうだが、789s持ちの可能性も下がっている。
最強の麻雀AIだったらなんというか気になるところ。

最後まで読んでいただきありがとうございます!



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