間四軒をかんがえる

最近、注目しているテーマのひとつ、
「連続手出しの間四軒」に関する考察

現状

一般的に間四軒は、昔は危険と考えられていて、
現代では、通常の無筋とさほど変わりはないと考えられている。
今回は「連続手出し」された間四軒にしぼって考える

方針&結論

連続手出し間四軒のパターンを4つ分けて、順に考えていく
①序盤2→7 危険度Up
②序盤7→2 危険度Down
③中盤2→7 危険度Down
④中盤7→2 危険度Down

~序盤編~

①序盤2→7
通常の間四軒。
2457で2ブロックを構成するため、
2が残されやすく、2を切った次順7手出しとなりやすい。
通常の間四軒より、36両面の危険度がさらに上がる。

②序盤7→2
逆順の間四軒。
2457だったと考えると、8の両面化を考えていないことになり、
切られてすぐテンパイの場合を除き、36両面の危険度が減る。

主なパターンとしては
【36両面がない場合】
めちゃ多:2関連の複合ターツ(1、2、3、4のどれかが対子)
ぼちぼち:2345の4連形(スライド含む)
少なめ:空切り
河で判断:27を使う気がなく、危険なほうから捨てた
→ホンイツ、トイトイ、チートイ
【36両面がある場合】
リーチタイミングで判断:
ターツ充分なため、危険な方から捨てたケース
手牌・河で判断:
イーペーコー複合形(234455、223445)
234を見てた
その他例外:
2の暗刻+45+7関連ブロック ※2のリーチ宣言牌のみ など

ゆうせーさんの添削配信より拝借(勉強になるのでおすすめです)

中ポン打5m、9mチー打8m。
(本筋ではないので、説明は飛ばし)ホンイツではない前提で考える。
ホンイツでないならば、2457sならば5788mで愚形があるため、
2sから切られるはず。
つまり、この打2sは関連複合ターツ(1~4のどれか対子)をもっている可能性が高い。
しかし1sツモ切りと切り順から
・1s対子
・2s対子(223、224)
・3s対子
だったケースが除外。
よって4s対子のピンズ待ち、というところまでは分かりそうだ

~中盤編~

③中盤2→7
(実は)逆順のため、36両面の危険度が下がる。
中盤とは、それまでに他色3~7もしくはそれに類するものが捨てられているとき。
いいかえると、2457の2より、価値の高い牌が先に切られているとき。
例外は2関連ブロックがあり、7で両面変化したケースなどか。

対面が5sポン打2m、6sポン打7mとした局。
2457m55668s+面子+対子 であれば、2mより8sのが価値が高いはず。

④中盤7→2
②序盤7→2とほぼ同じ。36両面の危険度が減る。

【36両面がない場合】
2関連の複合ターツ(1、2、3、4のどれかが対子)が多い。
23457から切られたケース、がちょっと増える印象。
【36両面がある場合】
②で挙げた(イペコ複合&234)以外に以下のケースがある。
247→5ツモ打7→打2

~番外編~

2個目の手出しで少考が入った場合も2457からのケースが減るため、36の危険度が下がる。

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