うちの愉快なインコ達
今日は我が家のペット達の中でも、2羽飼っているセキセイインコのお話をしようと思います。
まずはリルちゃん。
リルちゃんは私が中学1年生の時、ヒナからさし餌をして育てたインコです。
なのに、私にはまっったく懐いていません。
その代わり、お母さんにはデレデレです。
私が手を出すと、ケケケッッと怒られ、噛まれます。
でも私はそんなリルちゃんが大好き。
ツンデレだなぁ〜なんて思いながら手を出して、そして噛まれています。
(リルちゃんのデレが私に向くことは絶対ないのですが、私にツンツンしてママにデレデレするところまでが一括りで可愛いのです)
リルちゃんはもうすぐ8歳のおばあちゃんインコ。
これまでに3回くらい死ぬ死ぬ詐欺をしています。
その度に私は大泣きして、数日経つとケロっとして私のことを元気いっぱいに噛むのです。
そんなところがたまらなくかわいいです。笑
リルちゃんはリビングの平和を取り締まる役割もしています。
ふざけてちょっとでも変な動きをしようものなら、、、
、、すんごく怒られます。
それはもう表情豊かに私たちを叱り、
リビングの秩序を守る風紀委員のようなリルちゃんのことを、
私は尊敬の念を込めて姐さんと呼んだりします。
姐さんには長生きしてもらわないと。。
これからも我が家をよろしく頼みます、姐さん。
お次は我が家にいるもう一匹のセキセイインコ、ピックちゃんです。
ピックちゃんも私がさし餌をして育てたインコ。
でもやっぱりなぜだかお母さんに懐いています。
しかし!
リルちゃんとは違って、私を噛んだりはしません。
他の家族のこともいつでもウェルカムな性格です。
なんとまあ、ファミリーで飼うペットに向いている子なんでしょう!!
例えば犬は、飼い主に忠実でお世話をしてくれる人をちゃんとわかって懐きますが、インコは一般的に、お世話をしようが、遊んであげようが関係なく、インコ側が好きな人を選んで懐くと言われています。
中でもラブバードと呼ばれる、コザクラインコやボタンインコは、パートナーを決めてその1人にベッタリ懐き、他の家族が触ろうとすると怒って噛んだりするケースも多いようです。
セキセイインコはラブバードではないのですが、リルちゃんはラブバードのような懐き方でお母さんに懐き、ピックちゃんは誰でもウェルカムだけど、やっぱりお母さんに懐いているというわけですね。
どっちにしろ、私は選ばれなかった人間です。。
インコを飼うということはこういうことなのです。笑
しかしここでひとつ。
「誰でもウェルカムだけどお母さんに懐いてるってどういうこと?」
という声が聞こえてきそうです。
解説しましょう。
答えはこう。
私が話しかけても、聞こえてないのか?ってくらい反応しないのです。
でもお母さんが話しかけると喋り返してくれるし、お母さんが前を通っただけで呼び鳴きをします。
私の声はほぼ完全無視なのです。。。
でも触っても噛んだりしないし、ほっぺをカキカキもさせてくれます。
でも話しかけても無視です。
。。。
。。。
なんでママはそんなに人気なんだようぅ。。。
それからピックちゃんは飛ぶのがヘタクソです。
普通、行き先を決めて飛び立つところ、
ピックちゃんは何も考えずに飛び立つのでしょうか。
部屋をくるくると旋回しながら降下していき、
「助けて〜」と言わんばかりに、
「ピピピピピ…」と鳴きながら床に降り立ちます。
(インコは低い場所は嫌いなので、普通は高いところに行くのですが。)
もしくは、人の「顔のど真ん中」にとまります。
普通は教えなくても肩や頭にとまるのですが、ピックちゃんは「顔のど真ん中」です。
痛いです。
爪でがっしり顔に掴まるので。
早く飛び方を覚えてほしいなぁ、と思います。
(もう5歳になるんだけどなぁ〜)
そんなこんなで性格も全然違う2羽ですが、おかげで我が家はとっても賑やかです。
こちらの思い通り、とはいかないけれど、なんだか憎めなくて、可愛くて仕方がない。
いつのまにかハマって抜け出せなくなる、インコ沼へようこそ!
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