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オンラインのできること

オンラインのセミナーが色々と開催されている。私は、教育関係のセミナーに興味があり、いくつかに参加した。その中の一つで、先進的な学校や学習支援団体などが、この期間でどのように生徒とつながっているか、という事例を紹介するセミナーに参加してみた。このセミナーは、100人という多数の参加者がいた。使うソフトは、zoomだった。オンラインを利用したアクティブラーニングについて、3団体の方が事例を紹介して、その後、少人数のブレークアウトルームに分かれて、当日のテーマについて話し合った。

私が興味を持ったのは、

 参加者同士の交流があることが、オンラインならではの新しさであった。zoomで100ほどの人が参加して、スピーカーの話を聞く時間と、ブレークアウトルームで少人数で話し合い、自分も参加する時間の両方を持った。全くの初対面で、遠くの参加者と知り合い、共通のテーマについて話し合った。オンラインのセミナーは、場所と時間を超えて、色々な人と知り合える。対面のセミナーでは、講師の生の声が直に聴くことができる。しかし、これほどまでに参加者同士の交流をする場は経験したことがなかった。

 常に自分の顔が画面に映っていることも、参加意識を高めていると感じた。

ZOOMは、新しい文化を創り出しつつあるというのは、大げさだろうか。時間や距離を簡単に超える。また、初対面の人と知り合うという壁も、クリアしやすい。共通の興味、話題、取組があれば、つながることができる。社交辞令はむしろ必要ない。本題にストレートに入りやすい。一人一人の立場が比較的、平等というのだろうか。

これは、学校の先生も話していた。オンラインでの授業は、生徒一人一人の参加意識が高くなる。発言も、みんなで聴こうという雰囲気になる。今後は、学校も超えて、学年や立場や、国境も超えてコミュニケーションが広がる可能性を見えた。

まるでドラえもんのどこでもドアである。

まだまだ、不慣れなので、オンラインのテンションと終わった後の疲れがあるのではあるが。



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