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天才バカボンとヨガ哲学


赤塚不二夫先生の『天才バカボン』


幼いながらに映った印象で
なんとなく憶えているのは
破天荒なパパと
それを受容しているバカボンや
バカボンのママたち。

「これでいいのだ」

天才バカボンの実質的な主人公の
バカボンのパパがいつも口にする言葉。


当時はこの意味がよく分からなくて
これでいいわけないやん。なんて
幼いながらに思っていたし、
少し前の私もたぶんそう思っていました。


バカボンのパパは生まれてすぐに、
「天上天下唯我独尊」と言ったそうです。
これは仏陀が誕生した時に初めて語られたと
言われている言葉。

その意味は三界(過去、現在、未来)の束縛から
離れ、この世で悟りを得ている者ということ。


そう。
バカボンのパパは、「仏陀」をイメージして
描かれたキャラクターだったんですね。

「バカボン」は、実は仏教で仏陀のことを意味する「婆伽梵」または「薄伽梵」だったのです‼︎

目の前のことのすべてを受け入れ、
「これでいいのだ」と
ありのままを肯定して
受け入れることができたなら、
自分で自分を苦しめることも
他人を批判することもなくなり、
あれこれ考えずに
もっと楽に
そしてもっとシンプルに
生きることができるのではないか。

ちなみにレレレのおじさんは、
仏陀のもとで悟りを開いた
チューラパンタカと言われています。
チューラパンタカは、いわゆる頭の回転が悪く、
お経も覚えられない人だったそうです。

仏陀は彼にほうきを渡し、
仏教を勉強する代わりに
毎日ほうきで綺麗にすることに専念しなさいと
説いたそうです。

彼は仏陀の言いつけを守り、掃除に専念し、
最後には自分自身の因縁も掃き、
悟りに至ったそうです。


ヨガ哲学を知らなくても、
『天才バカボン』はヨガ哲学の本質を
シンプルにやさしく教えてくれていたのですね🙏✨


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