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【結婚式】真冬の軽井沢挙式@軽井沢高原協会

2月、氷点下の軽井沢で結婚式を挙げてきました。

真冬の軽井沢挙式はなかなか珍しいかなと思ったので(とはいっても、当日は何件も入っていたようですが)、少しでも検討している方の参考になればと思い書き留めておきます。

当日朝の高原協会。粉砂糖がかかったような、綺麗な雪化粧でした。

なぜ真冬の軽井沢を選んだのか

避暑地として有名な軽井沢。繁忙期はもちろん夏のシーズン。周りには、なぜ1年で一番寒い時期を選んだの?と何度も聞かれました。
結婚式をしようと決めたときには既にお腹に赤ちゃんがいたことや、コロナ禍であることを踏まえ親族のみを招待しようという流れになったこと等を理由に、自然とこの時期に落ち着きました。
実は軽井沢挙式にひそかな憧れを持っていた私ですが、もちろん頭の中では新緑の爽やかなイメージの中での挙式。極寒の中の結婚式って正直どうなんだろう…?と若干疑問に思いつつ、星野リゾートのオンライン相談会に申し込みました。

今時ならでは?のzoom相談会では、真冬の軽井沢挙式の写真を見せていただき、白銀の中での幻想的な写真に、夫婦揃って大興奮。
昨年から降雪機を導入したらしく、夜中のうちに新郎新婦が歩く道に雪を降らせ、雪が降っていない日でも写真に収まる木々には雪が積もっているような状態を作り出していて、徹底的な演出へのこだわりを感じました。
冬の軽井沢挙式について、公式サイトが記事を公開していたので、写真など参考になるかと思います!

挙式までの打ち合わせについて

私たちは挙式まで、計4回打合せをしていただきました。挙式すると決めてから当日まで3-4ヶ月程度だったので、通常の方よりもかなりスピード感のある準備だったのではと思います。

① オンライン相談会
星野リゾートのHP経由で予約できるものです。この相談会では、挙式の大まかな説明を受けた後、仮の人数で、最低限の見積もりを出してもらいます。
挙式の候補日程をいくつか出してもらい、本予約まで1週間の猶予をいただきました。(他会場と相見積もりを取ったり、両家にスケジュールを確認したりしました)
他に1か所オンライン相談会に参加した会場(都内)がありましたが、費用感は似たような感じでした。
ただ、軽井沢という遠方で足代等も考慮すると軽井沢若干高いね…という形になったので、色々とご配慮いただいた上で(内容はご想像にお任せ)、晴れて軽井沢に決定しました。

② 対面での打ち合わせ×2回(星野リゾート東京サロン)
星野リゾートの東京サロン@銀座にて、専属のプランナーさんと対面打合せ。
この2回の打合せで、挙式や披露宴の細かな部分を決めていきます。料理コースや装飾等、決めることは山ほど…。正直面倒くさくなってしまいそうになりますが、頑張って決めました。笑
この打合せと並行して、ドレスやタキシードを決めていきます。提携しているドレスサロンが複数あるので、別途試着にいく必要があります。(1店につき4着ほど試着させていただき、とても楽しかったですが体力要ります)
ちなみに私は挙式当日、妊娠6か月半ばになる予定だったので、あまりタイトなものは選ばず、お腹が大きくなってもなるべく目立たなさそうなデザインを選びました。

③ 直前にzoomでの打合せ
本来ならば必要なかったのかもしれませんが、私たちの場合、ちょうどコロナの波が押し寄せてくるタイミングと重なり、直前に人数が大幅減となりました。それに伴い、会場のレイアウト、元々用意していたペーパーアイテムの表記、料理プラン等、各所に変更しなければならない箇所が発生したため、プランナーさんと直前にzoom打合せをしてもらいました。
親族から続々「申し訳ないが不参加で…」という連絡をもらう度に、ご時世柄仕方ないと思いつつ、内心ショック&動揺していた私たちですが、コロナ禍でプランナーさんも慣れているのか色々提案をしてくれたおかげで、用意をまとめることができました。

費用を抑えた部分、かけた部分

①費用を抑えた部分

私たちの今回の結婚式は、いわゆるリゾート婚(リゾートとして使う季節かどうだったかはともかく笑)、かつ親族のみの招待で、披露宴に関しては"家族同士のお食事会"、といったイメージでした。
友人や会社関係の人向けには、子どもが生まれた後、別途1.5次会のような披露宴を開きたいという話だったこともあり、今回の結婚式はそこまでがっつり費用をかけず、そしてかしこまりすぎないようなものがいいという話で進めていきました。

そこで、私たちが費用を抑えた部分、逆に費用をかけた部分について記録します。

  1. ウェルカムスペース装飾

私たちの披露宴会場は「湯川ガーデンテラス」という、自然に囲まれた一軒家をまるごと貸切ったような素敵な場所でした。

アットホームで柔らかい、どこか親しみのあるその雰囲気に合った装飾がいいなと思い、同じ会場で披露宴をやった方のinstagramで情報収集をしていたところ、なんと一式お譲りいただける方が!
お譲りいただいたのは、写真たて大小5-6個、キャンドル大小3本、テーブルクロス代わりのレースベール。全部込みで3,000円と破格でお譲りいただきました…本当に感謝です。
写真立てには二人の思い出写真や小さい頃の写真を入れ、自前のキャンドルや香水や、3coinsで購入したコットンボールライトやコットンの枝を追加して完成。
全部入れても4-5千円だったと思います。

2.ブーケ、ブートニア

提携先で頼むと2万円~(満足いくようなデザインだと3万以上は見ておいたほうがいいです…)なので、自分たちで用意することに。
式後も残しておきたかったので、アーティフィシャルフラワーという、いわゆる造花にしました。
私がおすすめなのは、creemaという手作り作品を個人の方が販売しているサイト。例えば、ウェディング用ブーケで白系のものだと、1万円以内で十分満足いくものが手に入ります。冬の軽井沢ということで、私たちはナチュラルでボリュームのある白のブーケとブートニアにしました。

3.ペーパーアイテム関係

招待状、当日のメニュー表やプロフィールブック等のペーパーアイテムは、自作しました。

招待状については、元々親族だけだし、インターネットだけでいいのでは?位の気持ちでしたが、両親からの希望もあり、紙のものを送ることに。
新宿の世界堂で10枚組のエンボス加工紙や封筒を3セットほど購入し、自宅の印刷機にて作成。こちらは特に装飾もせず、シンプルを極めたようなものになりました。笑
トータルで3,000円ちょっとだったかと思います。印刷はかなり苦労しましたが、材料費のみで用意できたので満足です。

メニュー表・プロフィールブック・席次表については、最初安く作成できる業者に依頼しようかなと思っていたのですが、当日まで人数がどれだけ変更するかわからない部分が大きかったので席次表なしにしたり、他の部分でも色々カスタムが必要になってしまったりして、テンプレートで間に合わせることができず、自作することに。
ちなみに、テンプレートどおりで用意するなら、こちらの業者にしようと思っていました。(印刷等も含めて319円~/1部とかなりお手頃)

席次表・席札なし、メニュー表にはフリードリンクのメニュー表も追加したい(なぜか巷によくあるテンプレートにはドリンクメニューを入れるところがないのが多いのです…)、一人一人へのメッセージも書けるスペースがあったら良いなぁと、思いのほか希望が沢山あるなということで、パワポを使って作ることにしました。
以下のサイトにあるパワポをアレンジして、私たち好みのデザインに。

写真を多く入れたこともあって綺麗に印刷したいと思い、印刷は印刷業者であるvanfuに依頼しました。全体をA4で印刷し、出来上がったものを自分で真ん中で切ってポストカード形式にして作成しました。
計20部作成し、印刷代、デコレーション代を合わせて1万円弱!もちろん手間はかかりましたが、自分好みの満足度の高いものに仕上がりました。

ダイソーで購入したリボンとクリップでナチュラルかつ上品な感じに仕上げました。1本のリボンを画像のような形に作るのが地味に大変でした。

②費用をかけた部分

1.料理

当初そこまで費用をかける予定はなかったのですが、人数が大幅減したこともあり、来てくださった方への感謝を込めて一番金額の高いコースにしました。
このコースはただお料理が美味しいだけでなく、両家の出身都道府県ゆかりの日本酒を掛け合わせたシャーベットを作る演出や、シェフが一席ずつ回ってお料理を見せてくれるなどの演出が組み込まれており、"披露宴"というよりも、"ちょっと大きな親族の食事会"、というようなコンセプトにぴったりで、家族同士が話をするきっかけにもなってくれました。

式後も、参列していただいた親族には「最高の披露宴だった」と言っていただき、このコースにしてよかったなと感じています。やっぱり喜んでくれると嬉しいですよね…(私自身はバタバタしていてあまり味を覚えていませんが涙)

牛肉のロースト。配膳の前にシェフが一席一席に焼き上がりを見せてくれるので、会場にいい香りが充満して最高です…。
スイーツビュッフェは女性に見た目も最高に可愛く、特に女性陣には大好評でした!
バレンタイン前だったこともあり、チョコレート系多め♡

2.ウエディングドレスのベール

これは完全に私のわがままです。笑
今回、Ar.YUKIKOさんでドレスをレンタルしたのですが、ドレスごとにそのドレスに合ったロングベールを作られているというこだわりにベタ惚れし、ドレスと合わせてデザインされたロングベールを追加でレンタルしました。(ドレス小物としてレンタルできるセットに含まれているベールとは別料金です)

ドレスと同様スワロフスキーがふんだんに散りばめられていて、見惚れます…このドレスとベールを身につけられて、本当に嬉しかったです。

写真だと伝わりづらいかもしれませんが、ドレスは真っ白ではなくすこーしイエローがかっていてなんとも上品なのです。丁寧に作りこまれたレースに本当に惚れ惚れしてしまうほど…。

真冬の軽井沢で挙式してみて思うこと

言葉どおり、人生で最高の日でした。
挙式当日近辺がコロナのピークにがっつりかかってしまう等、当日を迎えるまでは少し不安要素が残っていましたが、いざ当日を迎えてみると夢のように素敵な1日でした。新緑の季節の挙式は言わずもがな素晴らしいものなんだろうなぁと思いますが、雪化粧の中の挙式もねらい目かもしれません。
同時期に挙式予定だったものの延期という選択肢をとったご夫婦もいらっしゃるかと思いますが、個人的には、色々な観点から考えて、結婚式を決行して大満足でした。

妊娠中でありながらもここまで満足のいく式を挙げさせていただき、夫をはじめ周りの方々にも感謝でいっぱいです。

また、挙式前後で軽井沢旅行もしたので、またその記録もしていこうかなと思います。


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