見出し画像

海……。しばらく行ってないわ。

どうも。春色とんとんです。
タイトルの通り、私はしばらく海に行っておりません。
何故行っていないのかと聞かれると困るのですが、そうですね……。きっかけがないから、ですかね。前はあったんですよ。きっかけが。

以前、ハマヒルガオを撮りたくて一定期間通っていたのでございますよ。海にね。ハマヒルガオの作品を制作したくて、その資料集めのために海に行っていたんです。ハマヒルガオとはこんな感じの花です。

ね、カワイイでしょ?
ついつい写真を撮ってSNSにアップしたくなるでしょう?

でもね、SNSでアップしても誰も反応してくれなかったんですよ。
あの時はフォロワーも少ししかいなくて。例え誰かと繋がっていたとしても反応してもらえない時がありますけれどね。


こんなに愛らしいのに見てもらえないなんて……。トホホですよ。
気になった方は今度海に行く時探してみてはいかがでしょうか?

ハマヒルガオはかわいいぞ。
もう一度言う。

ハマヒルガオを見に…。
静かすぎる海に行くと……。
砂の間に白いものが見えた。

よくよく見るとそこには卵の殻が散らばっていた。誰かここでゆで卵でも食べたのかな。そういえば確か卵の殻って魔除けの効果があると聞いたことがある。……ような気がする。
と言っても魔除けの為にわざわざこんなに寂しい浜辺に置いて行かないって。私は心の中でそう突っ込んだ。

この海(記憶のなかの海)は、とにかく寂しいという印象を抱いた。
早くも帰りたいという気持ちが芽生えたが、ハマヒルガオをまだ撮っていないのだ。帰れない。
なんだか落ち着かなくて、先ほどの卵の殻をちらりと横目で見た。あの白い欠片に見守ってほしかったのかもしれない。あの時の風はやや強くて肌寒く感じた。

海を見ながら十分ほど歩くと、浜に薄ピンクの花が咲いているのが見えてきた。

ーーあった。

私は、ほっとしてスマホで何回も写真におさめた。とにかくこの浜辺は寂しい。ーーそう寂しかった。
やや遠出した時の海を眺めるほど、切ないものはないと個人的に思う。

海を見るとワクワクするときもあるが、逆に切なくて家に帰りたくなるときもある。あれってなんでだろう。
ハマヒルガオが切欠でーー。
何故か焦燥感にかられた、あの当時の感覚が蘇ってきたのだった。

すみません。
いい思い出を書こうとしたら、こんなネガティブの思い出を引き出さしてしまって。でも、ポジティブもネガティブもドンと受け止めてくれる。それが海だと私は思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?