オープンマインドとか、これからはファッキューだ

何もやる気が出ない、起きない。
もう悪い事しか考えられない。

一人で言いると息が詰まる。絶望に近いあの辺りまで走り出そうだ。
この辛い日々から逃げるように、もう負けでいいからと、はっきりと悪魔の声が聞こえては消え、聞こえては消えする。

・・

先月の僕は給料泥棒だったと思う。
今月は仕事は何とかある。
来月はまた不安だ。でもこれくらいは何とかする。

「今、生活できるんすか?」
「今お金は困ってないんですか?手元あります?」

これは貸し借りとか金のやり取りの話じゃない。

金が無ければ人間は貧相になる。貧乏は心の余裕をなくして病気にする。
金があれば飯もいつかは食べるだろう。
金があれば一時的に息は繋ぐことが出来るだろう。
だから、それをストレートに聞いて心配してくれているのだ。

金は無いよ。でも生活は出来る。
そんな豪遊して散在したりはしていない。

そんなよくある話、よくいる奴みたいに心配しないでくれよと。
少しだけ最初はイラっとする。

でも、すぐに相手との関係を考えると僕が良くなかったのかなと振り返ることが出来る。本当に僕も子供だなと思う。

彼らにはいつも、付き合ってくれて、また悪いなと思う。

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負ける勇気で勝ちに行け。
明日は格闘技の大会がある。

他人にどうにかしてもらおうと思ってるとか言わないでよ。
これでも何とか生活を繋げていこうとしているのだ。
無責任な事いうなよ。

いや、悪い、悪い、と言うよ。

自分達にまた繋いでもらってる。まだ生かしてもらってる。
マジで、ほんとに悪い。

軽い感じでこう言ってるけど、付き合ってくれてる側の心境考えるとホントに俺もバカでカッコ悪いから、本当に悪い御免と思う。

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もう何も「かけてない」。

振り返りノートだ。

人間は一日に三万五千回もの判断をしているらしい。

人間の記憶については、記憶力の限界があると言うより、記憶し続けると壊れるという意味で人間の記憶のメカニズムの説明を聞いた事がある。

調べると「エビングハウスの忘却曲線」という言葉が出てきた。
そうそう、これ。

僕が去年の途中までずっとしていた独り言の録音をする癖が極端に減り、日記に書こうと思うような出来事があっても、それを忘れないように異常なまでの執着や拘る事も減った。

頭の中が整理できずに乱雑、混乱する事も減った気はする。
今の僕は何と言えば誤解されないのか分からないけど、鬱なのだろう。

未来も絶望すら霞んできた。
思い出す必要が無いからしないけど、落ち目、鬱なのだろう。

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自分以外の話をするのが良くないのならば。

僕は死ぬまで裏切られ裏切りの連鎖の中で苦しんで何もせずにこのまま消える事も出来ずに落ちて行くのだろう。

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仕事の話もしない。
自分の学びや経験は自分の武器だ。
僕は僕の世界を生きていくのだ。

この日記で、悪口書かれた書いてあると思ってブちぎれる奴もいるのだろう。もういいよ。
口は禍の元だから、僕が悪いという事で僕を殺して捨てればいい。
僕も今生きていて今までに殺されたり死ぬほどの事ではない事として見逃されたり済まされたりしただけだと思っているから。

僕も、奇跡的に生きているだけ。
僕も、偶然、死ななかっただけ生きてこれただけ。
感謝しかない。
僕も同じような事をして繰り返してきて赦されてきている。
そこに気が付いている時点で僕にはやはり最悪の事は無くなってきている。

強くなっているのだ。
本当に強くなっていると思う。

苦しいし、悔しいけど、僕は強くなれていると言いたい。

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人間はほとんどの出来事を本当は覚えられていない事が普通。

全てを記録することに意味が無い事を、僕は自分で考え始め自分で結論付けたのです。

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近所の温泉に行く。

20代の男の子たちが4人、近くで雑談していた。

そうしたら突然一人が

「俺、結婚するねん」

とサプライズのような話になり、その四人の声も大きかったので、露天にいれば自然と聞こえてきた。

いろいろと家族や婚約やプロポーズの話をしながら、全員が感動的な友情や青春のワンシーンを観ているようで僕はこういう世界が大好きだ。

その結婚の報告をした彼がその会話の中で

「保証人っていうの?あれ誰か書いてくれん?」

「ほんまは4人全員に書いてもらいたいんやけど、誰か代表でなってくれん」

僕は一瞬だけでも夢を見る事でしか生きていけないのです。

他人事で、よその話。
ここが酒場だったら一杯だけ乾杯したいくらい。

※4人いて、ここにいる4人て計算が変だなと書きながら思いましたが、僕はその時に4人と聞こえて4人しか視界に見えなかったので、そのまま修正せずに書きました。

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グッバイ さいちぇん

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