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[卵巣がん疑い]ここまで長かったなぁ

入院時の有り余る時間から解放され、退院して実家に居候し、今週から仕事も復帰。あれよあれよと過ごしているうちに更新を忘れていました。

ドキドキの病理結果

10/11(火)病理結果を聞きに病院へ。退院から1週間しか経ってないのに既に懐かしい気分に。
私は何事も直前になってから緊張し始める人間なので、今回も同様、病院に着いて整理番号を呼ばれるまでの時間が一番緊張しました、みんなからもらったお守りを握りしめ、事前に聞いておきたい内容を書き留めたノートを確認し、仕事でよくインタビューを行うのでそれと同じ要領でシュミレーション。そうこうしてるうちに整理番号が呼ばれたので病室に入る。

病室に入って久しぶりに会う主治医は穏やかそうな顔つきで病理検査の結果を教えてくれた。結果は「境界悪性」という腫瘍の中でも良性と悪性が混在したグレーゾーンのものでした。卵巣がんは癌の中でも種類が多いらしく、正式名称は「漿液粘液性境界悪性腫瘍」、ステージは1aでいわゆる早期の枠組みに入るとのこと。追加治療なしで経過観察という形になりました。3ヶ月に1回の経過観察、先生にいつまで経過観察が続くか尋ねると「ずっと😉💓」とのこと。悪性よりも境界悪性の方が経過観察期間が長いらしい。そして私の場合、子宮内膜症で実は片方側の卵巣も正常ではないので、今後また大きくなってしまったらその時は再手術で全摘するしかない。とりあえず、あと5年くらいは大人しくしておいてくれないか…とお腹に話しかける、それまでに結婚相手を見つけて子供産むからさ

初めての生殖本能(笑)

noteでいつか触れたいと思ってたこと「生殖本能」
32才、適度に仕事して稼いだお金でお酒を飲みワイワイしながら生きてきた。周りの結婚&出産ラッシュを横目に「私も結婚したい〜」と言いながら口先だけで本心は焦ってなく「人は人、私は私。素敵な人がいれば結婚すればいいや」程度に考えてきた。会うたびに「いい人いないの?」と聞いてきた母親もいつしか「もう幸せであればいいよ」と匙を投げる状態。そんな私が、今回この病気をきっかけに初めて本格的に「結婚して!子供を産まねば!!」という気持ちになりました。笑
追加治療が無ければ本格始動しようと思っていた婚活、ついにその時が来たのだなと思ったので、とりあえずはるか昔に登録したマッチングアプリを起動しつつ、投資して相談所にも登録してみようかなと思ってますw(入会費に20万&毎月2万ほどかかるらしい、いい商売だなぁ)
入院中にtwitterで「いま彼氏がいたら手術後に逆プロポーズしてるわ」と呟いていたほど、人生のパートナーは必要なのかもしれないと思った瞬間だった。
結婚や子供を産むこともそうだけど、今回の病気をきっかけに思ったことがいくつかある。
・時間は有限である、やりたいことを後回しにしない
・心身ともに健康で、周りに心配かけず生きてこれたことがいかに幸せであるか
・病気をすることでどれだけ行動制限がかかるのか
・病気になったとき一人でも多く味方がいてほしい。今回家族には本当に助けられた。

やりたいことは後回しにせず、行動に移す

残りは私の独り言ですが、前々からやろうと思ってて行動に移せてなかったことを行動に移しているところです。

結婚して子供を産むぞ!
これはマッチングアプリを起動させ、連絡不精で有名な私がメッセージのやり取りを細々と続けていて行動に移せてるのでOK、結婚相談所は要検討。

自動車免許を取るぞ!
社会人になってから取る暇なかった免許、弟に教習所まで連れてってもらい満を辞して入会に至りました。年内には免許を取得し、年明けには車でブイブイ出かけてやります。

転職してやりたい仕事をするぞ!
実は9月初旬、卵巣がん疑いが出た5日後が第一志望の会社の最終面接でしたが、メンタル的にも一番落ち込んでいた時期で何も考えられない状態だったので泣く泣く辞退することに。先方の人事の方がとても優しく「もし復帰したらスケジュール調整できるか確認するので連絡ください」と言ってくださったので、そのお言葉に甘えまくり再度ご連絡。これは今連絡待ちですが、ご縁がなかったとしても、健康、または女性の心や身体に関する仕事を探そうかと思います。


人生は有限だし、今の年齢でできることも限られてる。
身体が動く限り精一杯生きていこう。






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