花まみれの淑女たち/歌川たいじ
期待通り!とっても面白かったので、読書感想文マガジンを作りました。
今後読んだ本、良かったものはなんでも上げていこうかなと思います。
作者さんについて
歌川たいじさんは、前々からファンで漫画は何冊か持っています。
いつも号泣です。
映画化される「母さんがどんなに僕を嫌いでも」は、とても壮絶なお話なのに、歌川さんのお人柄もあってか、テンポ良く嫌な気持ちにならず読めました。
(私影響されやすいので、描写の仕方によってはすぐ病んでしまうんですよね…。東野圭吾さんとか犯罪者の心理描写うますぎて…)
でも、もうもう、大体クライマックスは号泣です。
歌川さんの作品は、いつもとっても励まされるし、自分もがんばろうという気持ちになれる。
変わろうとがんばっている人におすすめしたい本
花まみれの淑女たちも、ものすごいエールとやさしさがぎっしり詰まった一冊でした。
主人公は30オーバーの求職中の女性なんですが、登場人物のほとんどが、それはそれは個性豊かで元気なおばあちゃんがメイン。笑
このおばあちゃん達がすごすぎて、それぞれ全然違う元気をもらえる感じ。
主人公は、常識があって、協調性があって、仕事にまじめで、忍耐強くて…
でも、いつもがんばっても、がんばっても上手くいかないってなってしまう…
今回のお話も、お話なのに憎いくらいに毎回スムーズにいかない!現実みたい!!
でも、そんな中でみんな地団駄しながら、ちょっとずつ進んでいって、
最後には、主人公も変われているお話でした。
人が変わるのって、やっぱり簡単じゃなくて、前に進んでるのかすら全然わからない状態が続いたり、否定されたことばっかりが頭に残って、ひとりぼっちの辛さに潰れそうになったり…
変わりたいって思った事がある人なら全員わかるんじゃないかな
そんなもどかしさや辛さ、でも変わっていける事を、爽快なストーリーで(ここ大事!こーゆー系の話、心に響いても読んでて辛すぎるやつ、読めなくなっちゃう)、最後まで夢中で読めました。
これもおばあちゃん達だからこそな気がする!!
婆ヂカラばんざい!!
う、うまく説明できない。めちゃくちゃ面白かったのに!
とにかく絶対面白いので、読んでほしいよー
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