トラベルの語源はトラブルなんですってねin箱根
第2回呑兵衛会旅行in箱根プラスα(3日間)が開催された。
関西からは微妙に行きにくい箱根や伊豆。
アクセスのいい東京の人は羨ましい。
直通の特急あるもんね。
新幹線で小田原に到着し、フリーパスを購入して、まずはかまぼこの里に行った。
練り物をつまみつつビール。
この時までは良かったんだ。
そして、強風のため箱根のロープウェーと海賊船は運休だと知る。
マジか。
移動として海賊船を使う予定だったものが早速崩壊。
とりあえず荷物を宿に預けてから動く予定が、ずっと持ったまま歩くことに。
まあ、元々機動性を考慮してリュックではあったが、なかなかキツい。
箱根湯本の商店街は散策したが、ここに泊まるんじゃないんだよなぁ。
元箱根港に移動し、箱根神社へ。
参拝し、御朱印も貰いここは恙無く終了。
お察しの向きもあるかもしれないが、目的は3社巡りである。
ロープウェーは恐らく運休だ。
それでも、我々は箱根神社から芦ノ湖沿いに箱根園へまで遊歩道を歩いて行った。
もしかしたら動いてるかもしれない。
だがそんなことはなく、箱根元宮は諦めざるを得なかった。
九頭龍神社を目指して次の遊歩道を進む。
広々とした九頭龍の森に入り、その奥の方に神社はあった。
2社は詣れた。ようやった。
そこから、箱根園まで引き返し、バスで移動しようとなった。が、乗れなかったので船で移動することに。
海賊船ではなく、遊覧船だ。
この船の内装など船内は非常に良かった。
中でくつろぐも良し、上のデッキに上がるも良し、ブランコに乗るも良し。
我々は片道で短時間だったが、一周の遊覧ならば更に素敵なひとときを過ごせるだろう。
その後、バスで移動し、なんとか宿には着くことが出来た。
美味いご飯に温泉で生き返る。
爆睡。普段不眠がちなのに(笑)
そして。
翌日も悪天候である。
なんなら前日よりも強風で、ロープウェーは運休となってしまった。
桃源台から大涌谷までがっつり上がる予定だったのに!
これ、箱根観光のメインの一つだと思うのだけど。
ところが、宿のご主人のご厚意で、大涌谷まで送って頂けることになる。
これはありがたい。
そして到着した大涌谷は…
(アカン)
これは本当にアカンやつだった。
台風でもなかなかこんなことにはならんやろというレベルの暴風だった。
引率ツアーどころか外に出られない。
しかし我々はめげずに、ジオミュージアムを楽しんだり、お土産を物色したり、黒たまごを食べたりした。
ジオミュージアムはかなり良かった。とても100円の施設とは思えぬ充実した展示なので是非おすすめしたい。
帰りは、バスに乗るため下の道まで歩いて下りる。
気を強く持って敢行するしかなかった。
バスの中で、この日、箱根登山鉄道も運休という事実を知る。
マジか。マジか…。
なんとか移動し、彫刻の森美術館とブルワリー見学を愉しむ。
彫刻の森は屋外展示が楽しく、またピカソ館が非常に良い。今回は時間が駆け足だったが、たっぷり時間をとって行くのも良い場所だった。
呑兵衛会としては、ブルワリー見学も外せない要素だ。クラフトビールはブルワーのこだわりが重要なのだな。
その後バス移動にミスり、箱根町港で時間が出来たので、箱根駅伝ミュージアムへ。
私はあまり見たことが無いのだが、好きな友人がいたので解説してもらえた。
高校野球好きなら楽しめると言われた。
往路トロフィーって寄木細工なんだ!
はえー。
この日は、グランピング施設に泊まったのだが、富士山の見えるとこ探したのに、全く見えず。それどころか、富士山は行きの新幹線でちらりと見た以外見る事が出来なかった。えー。
最終日。
移動して、中伊豆のワイナリーへ。
そもそも、第2回はワイナリー行きたいから計画が始まり、いつの間にか箱根旅行に変わり、試行錯誤の末にこうなった。
悪天候にめちゃめちゃ翻弄されたが。
ワイナリーは、端的に最高だった。
正直ワインは全くわからないが、希少なやべーやつがコレクションされているセラーなども見学出来る。
何よりテイスティングがヤバい。
リーズナブルにいろいろ試せる。
美味い。
帰りに韮山反射炉にも寄った。
よく知らなかったのだが、大容量の鉄を溶かして大砲を鋳造するためのものであったらしい。たたらの進化版かな。
帰りは三島から新幹線。
三島駅の構造にもやたら翻弄された。
帰りの新幹線も呑兵衛会は続く。
呑むチャンスを逸した箱根で買った日本酒の小瓶を空けつつ帰路につく。
持って帰るの重いからね。
ツマミの鈴廣のかまぼこが美味い。
その後は大きなトラブルもなく、無事に帰宅出来た。家に着くまでが遠足だ。
いやぁ。
タイムリーな月赴ゐぶきさんの動画を見て箱根への期待は高まっていたが、まさかの悪天候により王道のロープウェーからの大涌谷と海賊船を潰され、交通は混乱。
しかし人は少なく、イレギュラーな箱根を楽しめた。
これ、リベンジでまた行きたいなw