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【遺書日報_セカンドシーズン】2021年3月24日

こんばんは。今日も書きます。


先日、超すごいバレーボール漫画(語彙力皆無)『ハイキュー!!』に登場する鴎台高校のことを書きました(「鴎台高校」の部分をクリックすると演劇ハイキュー!!のキャストさん紹介ページに飛びます。原作の鴎台高校はこちら)。


ということで、早速ネタバレ予防線貼っていきたいと思います。





-------------------------ちょっとネタバレあります-------------------------------



『ハイキュー!!』と言えば、そう、横断幕。

鴎台高校の横断幕は「習慣は第二の天性なり」。


私はこの言葉を胸に刻んでいます。


さて、そんな鴎台高校のことを稲荷崎高校の「宮侑は「北さんみてぇ」と評します。

ここにきて、続々と今まで説明していないキャラクターを出す遺書日報。圧倒的不親切設計。


ちょろっとだけ説明すると、稲荷崎高校という兵庫県代表の強豪校があるのですが、そこでごりごりとセッターをかましているのが宮侑で、その強豪のキャプテンが北さんです。

北さんを代表する言葉は「ちゃんとやんねん」。彼は強豪校のキャプテンですが、豪胆なタイプの人柄でもないし、超人的な能力を持っているわけでもありません。しかし、彼がいることでチームの雰囲気がグッと締まるのです。

彼はチョーシこいてる部員を怒鳴りも殴りもしません。ただ淡々と「ちゃんとやる」。「ちゃんとやる」人の言葉はものすごくものすごく重い。死ぬほど重い正論パンチをくり出せる人なのです。それ故に、チームに対しての圧が凄い。


と、このような人みたいなんですね、鴎台高校は。話が戻ってきた。



正直、原作『ハイキュー!!』連載を追いかけていた当時、北さんが怖すぎて、自分とは全然違うタイプだなあと思うに留まっていました。

何せ、自分のことを「ちゃんとできない」ヒューマンだと思っていましたので。そして、その自己認識は間違っていないと、今でも思っています。

ADHD特性が如実に出てしまっていた時期は、「ちゃんとできないねん」感に苛まれていました。


が、ADHD特性のことは一度置いておいて、自分の心持ちというか、性格的な側面を改めて考えてみました。

割と堅実にやっていくことを好む傾向があるな……('_')と気づきました。堅実志向とADHD特性でしっちゃかめっちゃかになっていたのだと思います。そこから生まれるちぐはぐ感については、大学時代の知人にも指摘されました。

指摘を意訳すると、「知り合って初期の頃はちゃんとしてそうイメージが強いから、余計に素っ頓狂な行動をされると戸惑う」でした。


そうなんですよね、ボロが出ないうちは「ちゃんとやんねん」……。



改めて自分の理想(?)というか、心地よい状態を考えてみた時に、乱雑な状態は好きではないと思い至りました。

「ちゃんとやりたいのに、ちゃんとできない」苦しさを抱えていたのだなと、これについては新発見でした。


別にちゃんとしてなくても良いや~~~気にしない~~~('ω')という豪胆な生き方にも多少の憧れはありますが、やっぱり整然としているものに惹かれてしまうんだなとも思います。



ADHDを含む発達障害傾向を持つ場合、強みを活かすことを助言されるのをよく見かけます。その助言は全くもって間違っていないと思います。

が、私の場合、強み(=過集中)に頼りすぎると、心身ともに不調な状態になってしまうことが多いので、強みだけ伸ばしていけば良いというわけにはいきませんし、「天才肌で社会性が欠如したぶっ飛んだ人物像」というのは憧れますが実際になりたいとはあまり思いません。意図せずぶっ飛んでしまうことは多々ありますが、そのキャラを定着させたいかと言われるとかなり微妙。

これは大学時代での大いなる学びなのですが、抜けてるけど愛嬌のあるキャラや、ぶっ飛んでいるキャラというのは、自分の性分に合っていませんでした。


私は「誰かに必要とされたい」というタイプの承認欲求はほぼないのですが、「私の言葉を受け止めてほしい、賛であれ否であれまずは聞いてほしい」というタイプの承認欲求がかなり強いです。


ってなると北さんですよね。話が戻ってきた。

他者に投げかける言葉の重みを増やしたい。ボディビルディングならぬワードビルディング?


「キャラ付けなんて馬鹿馬鹿しい」と言っていられない人生になってきました。「ちゃんとやってる」からこそ出てくる凄みや、そこから得られるキャラは大事にしていくべきだと思いました。


何事にも手を抜かず、一つ一つ積み上げていく。

「ちゃんとやる」ことで「普通」を目指したい。ナニコレ、木兎光太郎じゃん。ヘイヘイヘーイ!



これにて本日の日報は終わりです。

木兎さんの「ただのエース」を目指すところ、共感してしまう……。

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