アトピーと接客業

アトピーがひどかった時に接客業の仕事をしていた時期があった。
もともと、働き始めた時は人目に付かないところに配置にりはたらいていたけど、人手不足により、接客に配置転換になった。

当時、首の炎症がひどく、パッと見て首の傷が目立つほどだった。横に線のようになって、傷が広がっていて、下からのぞき込まれたりすのが嫌で、そのような視線を受ける角度にならないように必死になっていた。

正直仕事も、作業的にも人間関係的にも楽しかった。
けども、自分の肌が気になって楽しんでるけどストレスがたまるという葛藤を抱えていたと思う。

当時もつらかったし、今になっても後悔しているきがする。
かといって、肌なんか気にせず働けばいいやんと今更過去の自分に向かって言うこともできない。

肌のことで、劣等感を抱えまくってた僕は接客することに不安を感じていた。
「こんな肌のが傷だらけの僕が持ってきたものを受け取るのは嫌な思いを抱いたりしないのだろうか」と。

アトピーという病気、感染もしないし、死ぬこともない病気だけど、こんなに苦しまされるとは、不幸な病気だ。

その後、肌がきれいになってから、営業の仕事をした。
肌がきれいと言っても脱捨ての時と比べたらかなり良くはなっているが、悪化したときは、アトピーってわかるような状態だ。

今となっても、肌に傷がある時は気分が落ち込むことは変わらないが、当時の傷と比べたら、ほんとに良くなった。
だからこそ、営業という仕事にチャレンジすることができた。

自分の気持ち次第と言われればそれまでだが、アトピーだからこそ、仕事の選択肢が狭まる人以外に多いと思う。

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