20年ほど前、一緒に遊んでいた友人から、よく言われたこと、
「Kawaguchiさんは、哲学勉強した方が絶対にいいですよ!」
当時はその意味が全く理解できず。 いやいやいや、哲学なんて、モノづくりに関係ないでしょー!と笑い飛ばしていた、そんな気がする今日この頃。
そもそも、哲学の意味さえもよくわからず(正直、今もそれほどわかっているとは思えないけど)、なぜ、哲学というものが生活をする上で必要なのかも わかっていなかった。 それで、その友人の薦める本を一冊読んでみることにした。
ざっくり言えば、古代からの哲学者の思想をかいつまんで、ある程度わかりやすく説明してくれている感じ。 それでも、よく理解できてない部分もありはするけれど、それこそ、ざっくりわかった気にはなった。
そうすると、その友人の言いたいことも、なんとなくわかるようになった。 デザインやモノを作っていく思考過程において、どういうふうに考えていくのか、を考える指針のようなもの、私にとっての哲学ってこんな感じ。 ただ、最近は少し考える時間が減っているかも...
我々は、実際に手を動かして作る側の人間なので、油断すると、手だけを動かし続けてしまう。 まぁ、それでもいい、という受け身の姿勢もあるだろうけれど、考えて思考を経て、作っていった方が絶対におもしろい、そういう気はしている。
考える時間をつくろう
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