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"第二宇宙速度"を出せなければ死ぬ
前回のライブは6/4(土)に渋谷CYCLONEで行いましたが、最新曲「Squall」の演奏中に、記憶にある中で初めて"ライブ中にピックを落とす"というのをしました。
編曲上、ギターの演奏が一時的に止まるセクションだったので特に滞ることなく予備のピックを手に持ちライブはこなせたのですが、よわよわな握力が重力に負けた瞬間でした。
(次からは皆さんに安心して演奏を楽しんでいただけるよう握力鍛えておきます!)
その重力(=引力)についてですが、
地球はめちゃデカいのでその力もめちゃ強く、
宇宙空間へ人工衛星を打ち上げるのに7.92km/sの速さが必要らしいです。
この速度があれば、人工衛星が地球の周りを回る遠心力と地球の引力が釣り合って地表から一定距離で飛んでいられて、これより遅いと地球の引力に負けて落ちてきちゃう。
引力=遠心力
この速さを第一宇宙速度というらしいです。
そしてこの状態から、
地球の引力を振り切って宇宙空間に飛び出すことのできる最小限の速さを
第二宇宙速度といい、脱出速度ともいうらしいです。
「宇宙空間へ飛ばそう」と口で言うのは簡単だけど、実際にやるには思ってるより結構労力かかるっぽいですね。
この話を耳にした時に「あ〜新しいことやろうとするときに似てるな」と思いました。
日々過ごしてると「あれやりたい」「これやったらウケるかも」みたいなものが頭に浮かんできて、でも実際に実行するのはその1割未満、ちゃんと完了するのはさらにその1割未満、みたいなことが多々あります。
例えばOne Eye Closedの例で言うと、過去に
・EDM基調のEP作ろう
・ポップパンクなEP作ろう
・レストランを舞台にしたMV作りたい
・多人数でリッチな感じのMV作りたい
・TikTokに動画を恒常的にあげていこう
・YouTube上で有名曲のコピーをやろう
・Twitchでライブ配信を恒常的にやっていこう
・ファンクラブサイトに登録してファンクラブ作ろう
みたいな話があがり、メンバーみんな肯定的な返事はしたもののできていない(ものによっては一切着手してない)状態です。
これは別に僕らがとんでもない飽き性なわけでもなく、アイデア出すだけ出して回収する気はないとかでもなく、
単純に現状の活動サイクルの維持コストが見えてなかったんだと思います。
具体的には
・新曲の制作
・MVの制作
・レコーディング(日程手配〜録音)
・ミックスマスタリングの外注先手配から要望取りまとめて折衝まで
・ライブ出演打診の対応&スタジオ手配
・タイアップできそうな制作者様の方のリストアップ&いけそうであれば実際に連絡
・プレスリリース載せてくれそうなWEBメディアのリストアップ
・レーベルオーナーへリリース時に必要なもろもろ資料の作成→送付
みたいなものがバンド活動でベーシックにやらなければならないことで、
新曲とMVなどの作品に直結する作業については前作を越えなければならないというのがありなかなか効率化とか労力削減しづらいとこだったりします。
これらプラス普段の生活をこなしつつ、
じゃあ気軽にEPをポンと作れるか、
1本作るのに何時間も編集作業が必要な動画が毎週単位で出せるのか、
配信ができるのか(単純に配信時間のみだけでなく、毎度話すトピックを用意できるのか)
みたいなのを考えると、要領のいい人たちだったらわかりませんが僕たちレベルだとなかなかすぐに実現できなかったりします。
これらのベーシックな作業のみをこなしている状態が上述の例でいう第一宇宙速度と似てるな〜と思っていて、
地に落ちず、なんとか最低限活動をキープしている状態です。
でもこんな無名のバンド、現状維持はマジで死にます。
新しいことをやり続けなければいけないし、いまやっているルーティンについてもアップデートをしていかなきゃいけない。
(すでに確固たる世界観や魅力をもっている大御所の方々はこの限りではないと思います。第三者への攻撃目的で書いてるわけではないので良い感じに解釈してください。)
なので第二宇宙速度出せないとダメ。
EPもMVも配信も動画も「"やってみたいね"って思った翌朝起きたらなぜかできてる」ということはなくて、
今までやってきた生活とバンド活動の作業をこなした上で、さらにそこから時間・労力・金・知恵を使って作っていくものです。
地球には引力があり、宇宙に出るにはそれに打ち勝つ速さが必要だということを忘れちゃいけません。
「やりたい」というのは簡単だけど、実際にやるのは相応の労力とそれに対しての覚悟が必要だよね、というお話でした。
「口に出したことはやり、やれないことは口に出さない」みたいな有言実行、無言実行をしっかりできる人間はかっこいいなと思うので、
みなさんに今後もOne Eye Closedを楽しんで、ワクワクしていただけるように一歩ずつ尽力していきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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