UXグロースモデル読書日記①

1章

バリューチェーン型の価値提供
・物を作る→売る→収益
・投資先は、広告、営業、商品開発
・ユーザがやりたい一連の流れのどこか一部を担う役割
・物理的なモノを提供すると、ユーザからの反応が受け取りにくい

バリュージャーニー型の価値提供
・ユーザがやりたいことの一連の流れを通して担う
・デジタルサービスに於いてユーザの反応が受け取りやすい。(ログなどから行動がわかる)
・取得した反応を、ジャーニーのUX改善に役立てることができる
・ジャーニーのどこかのプロセスを他社に担ってもらうことでジャーニー使用料を請求できる
(収益①)
・廉価版/無料版ジャーニーにまず人を滞留させて、必要に応じて高級版ジャーニーに課金してもらう(収益②)
・ジャーニーを継続的に成長させていくには、ジャーニーの運用や成長を担う組織への投資が必要。

appendix
私が無知故にへえええ!!って思ってしまったやつ。
初出のDX定義

デジタル技術によってもたらされる、人々の生活のあらゆる面での変化
2004年 ストルターマン

DXって、『企業の活動をどうデジタルにしていくか』だと思ってた。身の回りでよく聞くDXがこんなニュアンスだからかな?いろんな会社がなんかDXしなきゃ!DXに積極的です!ってアピールしてるの、なんのためなんだろう?必死にアピールして何がしたいんだろう?って思ってたけど技術で人々の生活を豊かにしたいって目的に向かってるなら納得!ありがたいなぁ。優しいなぁ。
けどモヤポイントはまだあるよ、

企業がビジネス環境の激しい変化に対し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること
2018年 経済産業省

なんかこの、会社の儲けの為感…けど企業がが競争することで日本全体が豊かになっていけば回り回って人々の暮らしも豊かになるって意味かも。

私の考え
これまでずっと物を作って売って収益を上げるとこに自信があった会社の人たちは、投資先がものづくり<ジャーニーの成長になるなんて!って。プライドを捨てなければいけないように感じてしまうかも…。もし変わりましょう!って声を上げるとしたら、これまでのものづくりもジャーニーの一部に組み込まれるんですよ、大切なことなんですよって伝えなきゃね。
あと、DXの初出の定義はいつでも頭の片隅に置いて忘れないようにしたい。

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