「自分は恵まれて育った」と思っている日本人、読むべしと思う本
西加奈子さんの『i』という小説、知ってますか??
又吉さんもや中村文則さんも
これは必ず読むべきだと絶賛しているやつなんですけど。
読んでみたんですよ。
これ、まさに私が今までずっと悩んできた問題で。
この問題のせいでずっと私は自分の殻を破れず、自分の心を自分で抑え込んでいたんですよね。
私の、私でもなんと言ったらいいか分からなかった心のうちを代弁してくれて、さらに
こういうことなんだよって諭してくれる作品でした。
多分、私と同じような悩みを抱えている人は、たくさんいるんじゃないかと思います。
特に日本人で、自分は恵まれて育ったと思ってる人。
その人にとっての痛み、悲しみ、苦しみがあって、
その痛みは、本物で。
だけど、
自分なんかが、とか、
わたしよりずっと大変な人がいるから、とか
恵まれてるんだから、辛いなんで言ったらダメだ、とか。
そんな風に、自分を追いつめてしまうことがある人には、ぜひ読んで欲しいです。
クライマックスで、スッと心が溶かされる感覚に陥ります。
心を軽くしてくれるという意味では、
五木寛之さんの『大河の一滴』もグッドですよー👍
こちらは、地獄と極楽の意味が興味深かったし、
これからの人生でずっと覚えておきたいと思える教訓に出会いました。
私は私の世界(社会)を生きていくのだから、
自分と自分の生きている世界(社会)を、
どちらも大切にして、行動していきます。