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館長にとっての幸せの話。

昨夜は満月でした。
疲れて早く寝た館長は夜中に目が覚めて窓に目を向けると月明かりがとっても綺麗で思わず見入ってしまいました。

そしてLINEの通知があったのにも気づき見ると、図書館ユーザーさんから。

そのママのお子さん、4歳になったばかりの女の子と1歳の男の子。
2人とも五味太郎さんの絵本を気に入ってくれました。
しかも我が家の子たちもお気に入りだった五味さんの絵本2冊でした。

「自分で初めて絵本を読んだよ」というお知らせLINEでした。
2人が絵本をかかえて自分で声に出して読んでいる。
1歳の男の子は音を真似て声に出しているというのが正しいけれど
おねぇちゃんは確実にひらがなを読んでいるんですね。

その親子のシーンが自分が子育てしていたころと重なって胸があつくなりました。

五味太郎さんの「ぽぽぽぽぽ」は声に出すと思わず大人も笑ってしまう。
これなら読むのも簡単だ。と何度も手に取った絵本。

夫も忘れていないだろう絵本です。

この本には音を楽しんで笑ってしまうことや親が我が子を初めて読めたね!
わぁすごい!思わずお父さんまでビックリしちゃうみんなで喜べる本になるような構成に五味太郎さんがつくったものなんだね!とあれから20年ぐらい経ったいま親としてまた新たな気づきがありました。

自分が捨てれなかった絵本を地域の人にも貸して、そこにまた目に見えない大切なものが生まれることを願っていた私。

ついに館長にとっての幸せが実現した瞬間です。
いつも来てくれる親子さんに感謝感謝。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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