1人で遊ぶのが好きな娘の休みに行くところの話

娘は高校3年生になるけど、余暇に友だちと遊びに出かけることはしない。

ラボパーティで大学生から幼稚園児まで混ざって色々な活動はしているからコミュニケーションがとれないわけではなさそう。

なんならラボでは、えらい褒められる。何事もすすんで取り組んでいるらしい。

そんな娘が休日に1人で遊びに行くところが1つある。ナムコのゲーセンだ。

声を大にしてあまり言いたくないけど中学生？いや小学生のころから最寄りのナムコが大好きだ。

高校生になって1人で行くようになったが、以前は義母や兄と行っていた。

一人で行くようになって、

「今日もいつものおばあちゃんが、いつものゲームで遊んでて少しおしゃべりした」とか、

「店長が久しぶり！クレーンゲームやるのかな？と顔を見ただけで自分がポイントためて無料でやりたい気持ちを理解してくれるの！」などと私に自慢げに話す。

て、て、店長と顔なじみ？顔パス？常連客とも交流ありなのか！

「えぇ！今度お母さんも一緒に行きたい、店長ってどんな人？」と言うと、
「ダメ！それは絶対だめ」と頑なに断られる。

いつも金魚のフンのように私についてくるのにその時だけはお金だけせがみソロ活だ。

店長とはどんな人なのか？猛烈に知りたい。
と、お兄ちゃんに話すと「僕見たことあるよ、すんごい仲良く話してて驚いた」と笑っていた。

ますます、その仲良しな店長を知りたいが、未だに私は娘と店長が話してる姿は見た事はない。

買い物帰りにナムコは通ったりするが、店長いる？ときくと娘は「今日はいないね！」とかましてくる。

娘は相当ガンコだから無理なんだろう。
もう諦めかけた時、

「あの人、店長じゃないかもしれないんだよね」とナムコから戻った娘が言った。

は？そもそも、なんで店長だと思ったの？と思いますよね？

娘はこう言いました。
見た目が店長っぽいし、私のことを顔パスで言わなくてもどのゲームやりにきたか分かってくれるから。

なんだか、おっかしくなってしまって。
大笑い。

とにかくその人は、娘の事をよく来るお客さんとして接客してくれるのだろう。

クレーンゲームが大好きでナムコのポイントためて1回タダで出来るのを堂々とやっていくお客さんだと認識しているのがわかる。

そんな娘の姿を想像し、ナムコでは常連客対応の存在であることを、なんとなくカッコイイなと思っている。

いつかこっそり、その常連客っぷりを見るのが夢だ。

そのうち違う何かに夢中になり、追いかけることの出来ないところに飛び立つのかな。

高校生になっても、お母さん大好き！と付きまとわれ嫌になっちゃうことがあります。

だって同じ年頃の子は彼氏がいたり、アルバイトしたり。お母さんと出かけるなんてしない年齢な気がするから。

でも、娘をよく知る人は必ず言います。家族以上に楽しい仲間に出会ったら、この子は飛んでいくね覚悟しときなよと。

さて、どうなるのかな〜
まさか、私が娘を追いかける日が来るのか？
お母さんも連れてってよ、ダメ！と言われるのか？まさかね〜

最後までお読み下さり、ありがとうございます✨️

写真は今月のスライムインテリアだそうです。毎月頼んではいないのですが季節のスライムインテリアが置かれます、、、

ではまた！