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思いがけず「強み」に気づけた時の話

「強み」とはなんでしょう?
学びの中でその問いに私は答えられなかった。

「強み」とは自分が意識せずしていることを
他者に「すごいね!」と言われることだと習った。

昨夜は「気の練習会」というのに参加して
ペアを組んだ人と互いの顔を寄せて(ZOOMだったけど)
相手のことを褒めあった。

「色々なことを学んでいますね、お子さんのためだったのかな?」
と公認心理師で視能訓練士でもある先生から言われて恥ずかしくなりカラダがポカポカ。

確かにわが子のために!と体のことについて
より良いことを知りたい。
学者でも医者でもなく母としての私がしたくてしている。なので楽しい!

自分の子の「強み」については正直すぐに口に出てこない。
そんなことを言うとラボパーティの藤原先生に
トモコちゃん!ひどいわって叱られる。
先生は「強み」を言語化して届けるのが得意だ。

私は思いもよらない時に我が子の「強み」に気づく。

子ども2人が18歳になった時に受けた発達検査のフィードバックの時だ。
横浜市は手帳の更新を18歳の時にする。
行政で行う検査は田中ビネーというメンドクサイ検査。

発達検査を初めて受けた時にドクターに
「検査結果の数字は大幅に変わることは無いですよ」
と言われて「うそだ!」と思ったことはよく覚えている。

2人とも見事にそうそう変わりのない結果で、そうゆうものか。
と複雑な気持ちと共におかげさまで。
手帳更新ができたね、そんなかんじ。

しかし、フィードバックで行政の担当者に思わぬことを言われた。

2人とも共通して言われたこと。
「ここに至るまで学校で大変なこともあったと思いますが
よく頑張って好きなことを見つけて過ごされてきましたね。」
(まぁ私の汗と涙のバックアップがあったからかな・・・自画自賛)

続いてこれも2人とも似たようなことを
「理解が難しい問題にも諦めずに取り組みました。」
(あきらめないで頑張る力は確かに大事にしてきたのさ)

娘に関しては
「方角の問題だけパーフェクトだったんですが・・・地理に強いですか?」

方角?はて?これだけは私に思い当たるサポートは記憶にない。
「飛行機が好きで飛行機の空路など見れるアプリが好きだからですかね・・・」と私が言うと。

なにはともあれ、とにかく
しっかりと入室、退室時に挨拶をされて
指示にも冷静に向き合ってくれて素晴らしいと言われたのだ。

サービス業の接客を真似るのが好きな娘の気遣い。
(気が付きすぎてうざったいと思う日常もある)
ちょっとやそっとでは動じないお兄ちゃんの堂々としたふるまい。
(もっとキビキビと動いてよ!とイラっとする日常もある)

行政機関で発達検査を受ける日はなんとなくデリケートな気分で挑む。

でも、予想外にこれまでの子育てに対して
褒めていただいて何とも言えない気持ちになったこと。
それだけ明確に覚えている。

横浜市は18歳のとき更生相談所というところで検査を受けるんだけど。
更生というネガティブなイメージから
更によく生きていくために相談に行ったのかもしれないなんて思った。

最近、自分のマインドをどう未来に向けるかを学んでいます。
学びによる視点から、思い出したことを
今日は書いてみました。

自分の「強み」がわからない。
そんな人がいたら、褒めあい大会をお勧めします。

最後まで読んでくれてありがとうございました。





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