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あの時、自分がもっと関わっていたら?と私は思えるか。

昨日、ニュース速報で2008年の秋葉原での事件についてが流れてきた。死刑執行という重大な決断を法務省が発表。

どこか自分とは遠く離れた関係の無い話と思ってしまうニュースについて「もし、あの時もっと彼と関わっていたら」と、このニュースを聞いて思う人がいることを新聞記事を読んで知る。

犯人の友だち、犯人の元部活の顧問の声があった。
当時、なんかしら彼の影を感じていた、彼の短所も知っていた。
だから、あの時もっと何か心に寄り添っていたら、こんな事件は起きなかったんじゃないかという思いがあるという。

これを読んで自分はそんな風に思えるのか?と驚いたけれど、犯人にも人間関係があったわけだし、そんな風に思ってくれる人がいるという事実は私にとって衝撃だった。

同時に一つの事件の真相は計り知れないほど深いんだってことを思い知る。犯人の元友だちは今、彼のように悩みを抱えている人がいたら想いを聞いてあげたいとTwitterで本名でアカウントをもったそうです。そこには沢山の声が届き、その全てに目を通して「支えてくれる人が近くにいるはず」と伝えているとか。

『孤立』とくに心の孤立はなくしたい。だから私は今自分がやりはじめたことを迷うことなくやってみようと、このニュースからも感じた。

誰かの心と繋がれたらいいな、丘の上のミニミニ図書館が。


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