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娘の高校選択とその結果について書いてみる

娘は現在高1。
昨年の今頃は受験真っただ中。
といっても、内申美人の娘は早々に私立推薦に決め、期末テストの結果を見てホッとし、あとは推薦のための校長面談を待つのみといった状態だったんだけど。

でも、推薦以外の中学生たちは、本命を公立にするか私立にするか、公立ならどこにして併願はどこにするか、最終決断のために悩む時期だと思う。
そこで、高校選択とその結果について、n=1だけど娘のケースを書いてみる。

娘の場合、選択基準が割と明確で、早い段階で希望校が絞れた。
こんな感じである。

  • 電車移動30分以内(乗り物酔いしやすいため必須)

  • 大学はマーチレベルを希望

  • 公立の5教科受験無理ってことで私立

  • 私立だと学費の関係で予備校が難しいので大学受験支援が手厚いところ

  • 共学

一応夏休みまでは効率も考えていたけど、やっぱむりってなって、9月には「私立推薦で受験」は確定していた。
あとは「どこの私立にするか」だったんだけど。

上記条件を満たす高校は4校しかなくて、片っ端から説明会や学校見学、個別相談に参加。
そこで、大学附属で内部進学9割以上のところを除外。
3校のうち1校も校風が緩いと除外。
A校とB校の2択状態になった。

  • A校:進学校になるべく勉強に力を入れている。成績によって3階級にクラス分け。2年生から文系・理系に分かれるものの、3階級の異動は学年が上がるたびに変えられる(成績が悪いと本人の意思関係なく落ちるが、成績が良くても下のクラスを選んで内申を稼ぐ作戦もあり)。予備校率は半数以下。

  • B校:歴史のある進学校。恐らく神奈川県内では知名度が高い。成績によって3階級に分かれていて、3年間通して異動は不可。超マンモス校。県立トップ校の併願校として選ばれる立ち位置。予備校率高い。

なお、どちらも推薦に必要な内申点はほぼ同じ。

ちなみに、私はリサーチャー的位置づけ。
娘の希望を満たす高校をピックアップし、Excelで一覧を作って提供。
表には学校HPと最寄り駅。通学時間(電車〇分、バス〇分的な)を記載。
神奈川県私立展(県内の私立高校が一堂に会したやつ)に行きパンフレットをもらってくるなどした。

一応相談には乗るけど、自分の意見を押し付けないように最大限注意。
娘の洗濯に任せた。

結果、娘はA校に決めた。
かなり悩んだらしいが、A校の方が行事が充実していて、予備校率が低いところに安心感があったようだ。
(周囲が予備校通っていて自分は通っていない状態はしんどいとのこと)

で、現在娘は自分の選択をどのように思っているかというと…。

「B校にしておけばよかったかも」

なんて言っている(苦笑)
とはいえ「B校に行っていたらA校にしておけばよかったかもって言ってたかも」と言うくらいなので、それだけ2校は決めがたいほど迷っていたということだろう。

友達関係はとっても良好。
A校は中規模で、しかも学力別にクラス分けされた上に2年から文系・理系に分かれるので、今仲良くしているグループの3分の1くらいは来年も同じクラスになりそうだ。
そういう意味では、ちょうどよい規模だと言える。

また、推薦基準がほぼおなじでも、B校は昔からの進学校で、公立トップ校を受験し落ちた実質偏差値70レベルの生徒もゴロゴロいる。
A校でトップレベルをキープしている娘だが、B校だったらそうはいかなかっただろう。
娘が自己肯定感高く勉強を頑張れるのは、A校だからだと思う。

さらに、2年生から文系に進む娘は、苦手意識が強く興味も持てなかった理科・数学と永遠におさらばできる。
これを非常に喜んでいる娘。
2年からはより一層大学受験を意識した授業になるだろう。
公立の場合、文系理系に分かれても、そこそこまんべんなく学ばなければならないから、娘が私立を選んだのは大正解。

と言うわけで「A校最高!」とまではいかないまでも「妥当な選択だった」と思えるような結果となっている。

娘の高校選択で私は以下のことを意識していた。

  • 将来のビジョンを考えて選ぶように伝える(就職希望先はどこなのかから大学進学を逆算して高校を選ぶように)

  • 毎日通うことを想定し、ラッシュ時に希望校まで行く経験をさせる(乗り物酔いするので)

  • 自分の目で見るように説明会や学校見学に足を運ぶ

  • 客観的な情報を伝えて、決定権は娘に委ねる

とくに、決定権については強く意識した。
自分で考えて悩んで決断したことなら、仮に「違った」となっても人のせいにせずに済むから。
人のせいにすると自分も辛くなるからね。
選択を間違うこともあるけど、それでもちゃんと考えて間違ったなら次に活かせるし。

ってことで、娘は今まずまずの高校生活を送っています。
受験校選択に悩む人にとって少しでも参考になれば!

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