妻の薬【日々のこと】

私は朝食を食べません。朝が弱くて食べる気にならないのです。昼前、少しはお腹に入れようとようやくダイニングチェアに座って気付く。テーブルのランチョンマットの横、私のコースターの上にロキソニンが置いてありました。

頭痛持ちである妻の常備鎮痛剤。それが一錠、ポツンと置いてありました。
昨日は気怠くて一日中、調子が悪かった私。夜こそ少しは上向きましたが、そのことが妻の頭にあったらしい。「今日も調子が悪ければ飲んでくださいね」と言っているロキソニン。だったら一言、朝言えばいいのにと思いつつも、出勤前にて妻は自分のことで手一杯だったのかもしれない。手一杯なのにロキソニンだけはコースターの真中心に置いてある。もの言いたげというか言わずともという素振りで。

今日は有難いことに調子がいいです。ロキソニンは飲まずとも、更に調子が良くなった気がします。