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冷蔵庫のドアポケットの謎が解けた【日々のこと】

今から書くことは、知っている人からすれば何を今更ということかもしれませんが、私にとっては発見でした。

我が家は、昨冬に冷蔵庫を新調しました。
新しい冷蔵庫のドア側は以前よりも広く、また大小様々なポケットがありまして、飲料やら調味料を整理して入れております。ただメインの飲料スペースの奥上部にある細長い溝のようなポケットの使い道が謎だったんです。

コチュジャンや甜麺醤のチューブタイプが入ると都合がいいのですが、高さが合わずに入らない。容量多めのニンニクやショウガのチューブもダメ。小ぶりのオイスターソースの瓶もダメ。タバスコもダメ。粉チーズもダメ。幅は全部入るのに頭がつかえて立たない。高さが15cmと低過ぎるのです。
そもそも飲料の奥のデッドスペース。どうせ使い勝手が悪いのならば、余裕も欲しいので無ければいいのにと思っていました。

そして昨日、スーパーで栄養ドリンクの10本パックが特売してまして、珍しく買ってみた。もうお解りだと思いますが、そうなんです。栄養ドリンクにピッタリのスペースだったんです。

日頃、のんびりと在宅ワークの私。栄養ドリンクなんて病気の時くらいしか飲まない。だからピンッとも来なかったんです。さすがはメーカーさんの発想力。冷蔵庫を開けたらすぐ取れる場所に綺麗に10本揃います。
”なるほどねー!”と感心したのも束の間、少しブルーになった。今の日本では栄養ドリンクを常備することを前提に冷蔵庫がデザインされているのかと… 疲れる生活が当然の日常と考えられているのかと… 美容ドリンク等も収まるので考え過ぎだとは思いますが、このアイディアも栄養ドリンク片手の担当者が深夜に絞り出したのではないかと妄想してしまいます。

栄養ドリンクが10本、決められた場所に無駄なく効率よく一列にきちんと並んでいる。その生真面目な姿をじっと見ていたら、なんか病気になりそうな気分がしてきた。とりあえず1本、栄養ドリンクを飲んで余裕を空ける。

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