合理的ではないのかもしれない【日々のこと】
朝、トイレに入る。トイレットペーパーの下、次のペーパーを入れておくホルダーカバーの円筒がへちゃげていました。妻が使ったらしい。予備のペーパーは上の棚のカゴ。妻が取れない高さではありませんが、大きくもあるので肩を痛めてからは私が取り出すようにしています。手を伸ばしてカゴを引き抜いて思う。軽い。
カゴの中も残り数個で補充しなければならない。が、思う。その日はゴミの日。昨日までのゴミは昨晩まとめて現在マンション下で収集車を待っています。なので今、我が家のゴミ箱は皆スッカラの綺麗な状態。そこに放り込む最初のゴミが16ロールを剥いだビニールでは大き過ぎて抵抗があります。どうせ捨てるのだからいつでもいいという意見も解るのですが、最初に大きいゴミはやっぱり気が引けます。何で昨日のうちに補充しておかなかったのだろうと自称合理的な私は嘆いてしまう。そうすれば一緒に捨ててしまえたのにと…
ということで一旦保留。少し日常をして日々のゴミ箱になれば、なんの抵抗もなくなるのです。後ほど思い出した時に、次のゴミの日までに補充をして捨ててしまえばいい、そう思っていました。
三日後の今朝、トイレに入ると円筒がぺしゃんこ。デジャブです…
嫌なことを思い出してカゴを引き抜くと当然軽い。すっかり補充を忘れていました。今朝もゴミの日。またゴミ箱はスッカラです。
もう抵抗はありません。新品の16ロールを持って来て、思いっきり剥いではカゴに補充する。抜け殻のビニールはくしゃくしゃに丸めてゴミ箱に放り込む。合理的に考えたら、私のような年齢は気づいた時にやるべきなんです。後回しにしていて覚えていた試しなんてないのですから。
鼻をかんで、かさ増しされたゴミ箱に捨てる。大きなビニールの上に小さなティッシュの塊が乗っかる。先に鼻をかんでからトイレットペーパーを補充するべきだったと、ふと反省してティッシュの塊をビニール下に潜らせる。
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