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おでんで作るラーメン【日々のこと】

昨晩はおでんでした。
結構いい味のお出汁が作れたと満足したので、今日のお昼はそのお出汁のリメイクでラーメンを作った。少し水で薄めて鶏ガラスープの素とごま油を入れる。乾燥ワカメと冷凍コーンも入れて中華そばを茹でる。味見の時点ではイマイチおでんのままな気がしたので、辛くしちゃえとコショウとラー油を足した。最後にゴマを振りかけて、刻みネギが無いのが残念だけど完成。

凄く美味しかったです。
味見の不安は何だったのかと思うほど、おでん感が無くなり普通にラーメンのスープ。と同時になんか食べた記憶のある味だと思った。美味しくて好きだったあのラーメンの味。

皆さん知ってますかね、ハウス食品の「好きやねん」っていう袋麺。やや地域性のある袋麺で時々しかスーパーで見かけないのですが、子供の頃、凄く好きだったんです。「鶏ガラと鰹の出汁の効いた浪速のスープ」って謳い文句を思い出したら味が似ることに納得しました。鶏ガラスープの素を入れたおでんの出汁ですもんね、似た味になる訳です。と今度は数年前に作った鍋の失敗を思い出した。

鍋キューブのような鍋の素が今ほど流行っていなかった当時、変わり種の鍋を作るのに袋麺のスープを使ってみようと考えた時期があります。オーソドックスな味噌や醤油、塩ラーメンでは全部成功。手軽で安くて〆に乾麺も使えるとかなりはまっていました。こんなに美味しいのなら好きな袋麺で作る鍋はさぞ美味しいだろうと「好きやねん」で作ったのが失敗でした。不味くはないですよ、でも鍋じゃない。おでんの味でした。おでんも分類すれば鍋なんでしょうが、作りたかったのはおでんじゃない。でもびっくりするほど練り物が無いだけのおでんでした。鶏肉もおでん。大根もおでん。豆腐に至っては揚げの無いおでんの厚揚げ。あんなにもラーメン感が無くなってしまうものとは思いもしませんでした。

とまあ、過去の失敗は置いといて話を戻しますが、おでんのリメイクにラーメンはオススメです。〆でもいいかもしれません。
「私はおでんで作るラーメンが好きやねん」というオジサン感満載の〆はよくないかもしれませんね…

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