【八重山諸島・カヤマ島キャンプ日記1】名古屋から1600km離れた無人島でキャンプしてみた
秋が深まる今日この頃。夏が恋しいです。
私の人生を大きく変えた八重山諸島・小浜島の大旅行からちょうど1年たちました。
現地では数々のアクティビティに挑戦しましたが、まずは無人島キャンプの思い出を。
そうだ!南の島でキャンプしよう
2020年は勤続20年のリフレッシュ休暇をもらえる年でした。海外旅行はできませんでしたが、意を決して八重山諸島へ。どうせなら、新しく手に入れたテントでキャンプしてみたらいいのではと思いつきました。
さっそくネットで検索。寝泊まりする小浜島から船で10分のところにキャンプ場が見つかりました。そこはカヤマ島(嘉弥真島)といいます。初めて聞くところでした。
わたしの住む名古屋から直線距離にして1600kmかなたにカヤマ島はあります。島の周囲は2.5km、標高は19mの小さな小さな無人島。
無人島ときいただけでテンションがあがりますが、手つかずの地をサバイバルするというわけではありません。
船着き場やレストハウス(無人)、水洗トイレ、簡易シャワーが整っています。ハンモックも貸してもらえるのでのんびりとキャンプするには十分です。
キャンプの持ち物準備MEMO
旅行会社がツアーを企画しています。2020年当時で料金に含まれていたものは、石垣港または小浜港を往復する乗船代、テント、寝袋(銀マット付)、朝食、保険などです。2021年6月からもっと楽に行けるようにバージョンアップしたようですので興味のある方は公式サイトをご確認ください。(こちら)。
バッグ一つでキャンプが楽しめるので、遠方からの旅行者にはありがたいシステムです。
せっかくなので、買ったばかりのマイテント(NEMOダガーストーム3P)や寝袋、クッカー類は持ち込んでキャンプ気分を楽しむことにしました。
テントの重量は2kg弱でコンパクト。スーツケースにも楽勝で入りました。その他、バーナー、クッカー、シェラカップなどの食器を少々。
食材は簡単な調味料や缶詰などを持参、生鮮品や沖縄飯的なもの、ガス缶は石垣島で調達。水は100円ショップで購入した折り畳みタンクにホテルの水を入れて3リットル分。加えて、ランタン類や救急セット、水着や着替えなどとあわせてミニサイズの折り畳みチェアも忍ばせました。
私物のギアを持ち込むツアー客は少ないようで、ツアーガイドさんに「結構ガチですね!」とびっくりされました。でも、それは最高の誉め言葉のように聞こえてうれしかったです。
テーブルもあるので食事も楽にできます。テントを張る場所は風をみながら検討を。景色がいいと思うところは風の通り道になっていたりするので要注意です。
島ひとつ貸し切りになった!
小浜港で受付をして、いざカヤマ島へ。
なんと、今回の参加者は我々夫婦だけ。島の全部をひとりじめ!?
グッドニュースに心躍りました。動き出した船はすぐにカヤマ島の港に到着。わくわく気分で上陸です。
たくさんのウサギに歓迎されてしばし和む。
島内一の標高(19m)を誇る展望台へ。
テントを設営するとき風が強くてちょっとてこずりました。
10月半ばは汗をかくほどの暑さでもなくちょうどいい気候。
ハンモックでのお昼寝は心地よく、限りなく続けられそうでした。
キャンプ飯はタコライス、アヒージョも食べるからパンも焼いた
オプションのシュノーケリングを終え、島の海岸線を散歩で一周したらおなかがすいてきました。お待ちかねのご飯の準備です。木の下のキャンプテーブルが本日の食卓です。
材料は石垣島で調達済み。タコライスは夫の担当。
オイルサーディンで簡単アヒージョ。
アヒージョにあわせるパンは、散歩の間に発酵させる作戦です。
ふたのできるクッカーでパンを焼きました。Youtubeでみたアメリカのバックパッカー式レシピのアレンジ版で。
まずまずの仕上がりとなったので一安心。焼きたてはツアーガイドさんにもお裾分けしました。
仕上げはタコライス&スパムミート、もちろんオリオンビールも忘れずに。それでは乾杯!
まな板を忘れたのでスパムミートはちょっと雑な切り口ですが結果オーライとしましょうか。
木の下でちょっとしたカフェ気分。
おいしく食べることができて大満足でした。
キャンプ最高!
まとめ:星空と海を存分に楽しめるお手軽キャンプ場
カヤマ島は無人島ですが、どちらかというと学校教育や研修などに使われる野外活動センターのイメージ。
実際には、テントも寝袋も貸してくれるので、ちょっとした食料と着替え、遊び道具だけをもっていけばOKです。大きなレストハウスもあり、天候が急変したときは避難可能。ツアーガイドさんも待機してくれるのでいざというときに安心です。
キャンプ慣れしている人には少々物足りないかもしれませんが、手ぶらでキャンプできるのは大きなメリット。我々は小浜島に約1週間滞在したので、大きな荷物はホテルに残してキャンプ道具だけをもってでかけました。
カヤマ島はあまりにも遠く、イメージしづらいこともありましたが、手配してくれる旅行会社の担当者さんが丁寧に教えてくれたのでたいへん助かりました。情報収集も上手にしたいものですね。
サンゴ礁と熱帯魚、満天の星空のどれもが美しいカヤマ島。キャンプ初心者さんや小さい子ども連づれのファミリーにもぜひ感動を味わってもらいたいなと思いました。
INFORMATION
カヤマ島にご興味のある方はこちらをどうぞ
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