自分から見た自分と他人から見た自分が違って驚いた話
私はとある趣味の社会人サークルに入っているのですが、昔あるメンバーから「ひよこさんは芯が強い印象です」と言われたことがあります。
自分では芯が強いなんて微塵も思っていないので、「こんなこと言われたよ〜」と面白おかしく夫に伝えたら、「僕もひよこは芯が強いと思ってるよ」とさらりと返ってきて驚きました。
というのも、私は自分の意見を言うのが苦手で、周りからの意見で考え方が変わることも珍しくなく、精神的にも弱い。
対して私が抱く「芯が強い」人のイメージは、自分の意見をしっかり持ち、行動に一貫性がある人。
イメージと自分自身があまりにもかけ離れていたからです。
夫に理由を聞いたところ、「人のことをあまり悪く言わないし、感情が安定してるから」とのこと。
そう言われて思い返すと、たしかに私は周囲から穏やかと言われることが多い。
そりゃあ人間だから怒ったりイライラすることもあるし、その時は遠慮なく夫に不満をぶつけるけど、それでも不満や悪口は少ない方かもしれない。
「感情が安定してる」というのは、怒りの沸点が高くめったに怒らないからだそう。
全く自覚はなかったけど、自分にも「芯が強い」と言える部分があることがわかってちょっぴり自信がついたし、なにより自分では気づいていない長所も実はいっぱいある、ということを知ることができて良かったと思います。
自分に自信がなくても、周りの人は意外と自分の良い面を見つけていて魅力を感じてくれている。
自分を過小評価する必要はないということを気づかせてくれた出来事でした。