ジーズアカデミー_10_セレクション、キャリアの気付き、卒業後
前提
ジーズアカデミーTOKYO 週末DEV25期に通学した個人の感想であり、ジーズアカデミーの公式見解とは異なります。
「通ってよかった」を前提にした文章です。また、ビジネスにおける「結論を端的に」ではないのでだらだらとした文章です。
自身の学びの復習を兼ねていますが、プログラミングに関する見解について論じたい訳ではないので、正確性は担保されていない点ご了承ください。
セレクション準備
卒業制作提出期日は10月3日(火)23:59。ここからはセレクションに向けた期間となります。セレクションとはGlobal Geek Audition(GGA)出場者を決める予選です。ジーズアカデミーからは「卒業制作提出で終わりでなく、セレクション参加まで頑張りましょう」と案内されています。
メンター田中さんがチータナ会(田中さんメンティ)の皆さんにもお声がけくださり、10月11日(水)にセレクション練習会を開催くださりました。本当にありがたい。皆さんの貴重なお時間を割いてくださり、企画内容とピッチ手法の両面についてたくさんのご助言を頂けたことも貴重な経験となりました。本当にありがとうございました。
この時に最も驚いたのは、私が作る資料はおじさんっぽいということ。15年間会社員してきて、自分の作る資料に対して様々な助言をいただいてきましたが、「資料がおじさんっぽいね」と言われたことは一度も無かったー!!
社内資料をお手本にして、社内から助言を受けている訳だから、若手女性であっても若いうちからおじさん資料が刷り込まれており、社内からそんなコメント出てこなくて当然なのですが、社外活動でもそんなこと言われたことなかった…。つまり「社外」と言っても似た属性の方々と接してきていた、ということになります。人事系(採用じゃなくて労務)×東証プライム系→おじさん資料?
普段接することが無い方々との活動の重要性や、多様性ってほんと大事だと痛感する一件でした。
また、「おじさんっぽい」という抽象的な助言だけでなく、「色味を変えたら?」とか「資料上部の帯を取ってみたら?」とか「図に丸みをつけるといいよ」とか「canvaを参考にするといいよ」とか具体的な助言も合わせていただけたのがさらに良かったー。
セレクション当日
セレクションは10月19日(木)〜10月24日(火)から自分の希望する時間帯を選べました。私は平日は仕事があるので土日を希望しました。5分間ピッチ+5分間児玉先生からの講評の、1人10分枠です。セレクション挑戦者は、他の人のピッチを聞くこともできます。
結論を先に述べると、私はセレクションを通過することはできませんでした。
セレクションまで、自分がかけられる最大の時間とパワーは投じたので後悔はゼロです。それでも悔しい気持ちはありました。自分の実力や相対的位置付けは理解していても、全力で取り組んできたことに対する理屈では片づけられない悔しさです。けれども、悔しい気持ちって未来へのエンジンになったりもするので、見栄をはらずに自分の感情に正直に向き合うことが大事だと思っています。
次に、セレクション挑戦者の皆さん凄すぎるーってことです。自分の時間をどうにか捻出して他の方のピッチも聞くべきです。聞くだけで刺激やエネルギーがもらえるし、自分の日々の生活では知り得なかった社会課題などを知ることができる!!
最後に、児玉先生からの講評のありがたさです。セレクション挑戦者はそれぞれの想いを持って様々な領域からユニークなピッチをしてくる訳なので、視聴者は楽しいのですが、講評者は苦行でしかないと思われます…。また、児玉先生は単にピッチ内容に対する助言ではなく、発表者の過去や未来を踏まえて発表者に適したコメントをされていたように感じます。児玉先生、本当にありがとうございました。他の方が受けている講評から自分にとっての学びを得ることもあるので、繰り返しになりますが自分の時間をどうにか捻出して他の方のピッチも聞くべきです。
セレクション結果発表
セレクション結果発表は10月25日(水)夜。職場にて仕事をしながら結果を知りました。既述の通り悔しい気持ちはありましたが、みんな頑張っていることや内容の凄さはわかっている訳なので、クラスのSlackには1番におめでとうコメントを投稿しました。そうしないと通過者がコメントしづらいよね。
ちなみにSさんにだけこっそりセレクション通過予想を言っていたのですが、10件/15件を当てました。つまり、玄人からも素人からも誰が見てもおかしくない選考結果であり、セレクションは公平公正な結果だったのだと私個人は思っています。
キャリアの気付き
ジーズアカデミー通学を通して「創業期は大企業向けにコンサルティングをしていることが多い」ということも学び、自身の専門性を高めることの重要性も改めて感じました。日本における大企業の割合は0.3%程度、企業内における人事部門人員は2%程度のようです。日本の労働市場において極めてニッチ(0,006%)の仕事をしていることになりますが、ニッチな領域の専門性を高めることが自分の強みになるとも考えており、本業を通して専門性を高め続けていきたいと思っています。
卒業後1_noteをやってみた
過去にnoteのアカウントを作ってはいましたが、一度も投稿することなく放置していました。卒業以降、だいたい週1ペースで今日まで10回投稿してみました。自分の今の生活リズムだと「頑張って週1投稿」という感覚をつかめました。今後は自分の備忘を目的とした、気ままな投稿をしていこうと思います。
卒業後2_ジーズアカデミーで学んだことの復習
嵐のような半年間でしたので、当noteの投稿を通して学びを振り返りました。また、DEV25US06全員神経衰弱をdeployすることで、JavaScript+Laravel+さくらサーバーdeployの復習をしました。実際に使って感想をくださる方がいると、やりがいになるんだなーということを体感しました。deploy後に指摘いただくことによりエラーが発覚したこともあったので、deploy前の確認不十分を反省するとともに、今の生活リズムだと土曜日にdeployしないと日曜日にエラー対応ができないことも気づきました。
卒業後3_社内の新規事業コンテストへ応募
セレクションまではどうにかアプリを作ってピッチ準備をすることで手一杯でしたが、セレクション以降、10人の方に1時間ずついただいてアプリに関する忌憚ないヒアリングをすることができました。Minimum Viable Productがあるから自分の考えていることが相手に話が伝わりやすい。で、話を聞いた人たちから「ひとりを100%超えて楽しめていないことを、自分から積極的には話題にはしないよねー。でもそうなんだよ。」という反応が多かった。
toBのビジネスモデルにしないと、安定した大きな数字に繋がらないことはよくわかっていますが、まずは、どうすれば周りの人を今よりも少しでも豊かに幸せに出来るかに向き合っていきたいと思います。ジーズアカデミーでの半年間のアウトプットを、社内の新規事業コンテストに応募してみました。現段階では1次通過しただけです。この先選考結果がどうなろうともコツコツ続けていこうと思います。
卒業後4_とある観光まちづくり協会でプロボノ活動
2023年8月以降、業界も職務内容も未経験領域である観光まちづくり協会の法人会員増加に向けたプロボノ活動に挑戦しています。「本業とは別に、ジーズアカデミーに通ってまでやってみたいことがあるんです」のエピソードが、プロボノ活動メンバーに採用してもらえた一因かもしれないなーと思っています。
プロボノ活動自体は、まだ道半ばなので実績は何もあげられていません。ジーズアカデミーで学んだ「関わる人の本音」や「関わる人がお金を出してでも解決したい困りごと」に向き合うことを行動に移し、観光まちづくりに微力でも貢献したいと思います。
まとめ
以上で、全10回にわたるジーズアカデミー振り返りは終了となります。今日時点で世界を大きく変えるようなことは何もできていませんが、自分に対する絶対評価としては、ジーズアカデミー通学を通して「前向きにまずはやってみる」力がつきました。また、ジーズアカデミーを通じてこれまで踏み入れたことがない世界にたくさん触れることができ、たくさんの方々と知り合えたことも貴重な経験です。
ジーズアカデミーでお世話になった皆さま、本当に本当にありがとうございました。そして、今後とも末長くよろしくお願いします。