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タイ・チェンマイの隠れ家カフェ紹介:ニマンヘミンの小さな日本風カフェ編

コーヒーやお茶が大好きな私。チェンマイのカフェ巡りはとっても楽しい。だってチェンマイには、至る所にカフェがあるのだから。チェンマイ市内には、どれだけ試しても試しきれないほどのカフェが混在している。
今回はその中から、チェンマイへ来たら誰もが一度は訪れるであろう「ニマンヘミンエリア」のお気に入りカフェを紹介する。


いつも混んでいるニマンエリア…

旧市街から少し西へ行ったところにあるニマンヘミン・エリア(以下、ニマンと呼ぶ)。この地を私は「チェンマイの渋谷」と呼んでいる。

MAYAモールのある最も大きな交差点は、信号を待つ人で立つところがないほど。渋谷ハチ公像のパクリや、ちびまる子ちゃんの像がこちら見ていると思えば、大通り沿いの猫カフェからは、眠たそうな猫がこちらを睨んでいる。そしてそれらには見向きもせずに、会話を楽しみながらたくさんの人々が歩いている。とにかくいつも人で溢れかえっているのだ

いつも大混雑なニマン。しかし少し奥へ進むと、案外人通りは少ない。
今回紹介するのは、「ニマン通り5」に位置する小さなカフェ「ARI」。

ARI・アリ… あり?

ニマン通り5を歩いていると、木造りのドアに、白い暖簾、そして「ARI・アリ」と書いてあるお店が目に入る。
アリ?あり? あの小さな昆虫の「あり」なのだろうか。
詳細はよくわからないが、中はとてもかわいらしい造り。

日本を思い出させる木造りの内装に、白をベースとしたコンパクトな空間。5人ほど入れば満員だ。そして最大の特徴は、とにかくたくさんの観葉植物。サボテンや、水草、花瓶の中には小さい金魚だって泳いでいる。とても小さいが、目の行き所に困らない。

メニューには抹茶ラテはもちろんのこと、カツカレーもある。
ニマンでちょっと一息つきたいときに、おすすめの場所である。

余談:チェンマイの日本料理

余談だが、チェンマイの日本料理はとてもクオリティーが高い。外国の日本料理というとまずいイメージだが、チェンマイは違う。
そのカギは「味の素」だと私は確信している!
味の素はタイ語で「AJINOMOTO」。ちゃっかりタイ語として存在しているのだ。

味の素は、タイのほとんどの食堂や屋台で使われていると言われている。それほど人気の高い調味料だ。なので当然日本料理にも使われている。それも超大量に…。要するに、おいしさの源は日本と同じく「味の素」なのだ。

以前、チェンマイの自然派製品やナチュラル志向を謳う日本料理カフェへ行った時のこと。かつ丼を頼んだのだが、途中で箸が止まってしまった。その感想は、「味がないな…」。ナチュラルすぎて、醤油の味も感じず、箸が進まない…。
もっともタイ人達は辛いソースをかけて食べる人が多いので、それでよいのかもしれないが…。味の素の偉大さを、大いに感じた瞬間だった。
(ただし、タイのお金持ちの中には「味の素を悪魔の調味料だ!」と言って、食べたくない人も一定数いるよう。)

余談が長くなったが、今回紹介した「Cafe ARI・アリ」は、空港付近に別のブランチがあるよう。そちらはもう少し大きいみたいだ。残念ながらニマン店はグーグルマップに載っていなかったので、大きなブランチのマップを以下に乗せておく。


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