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あきのそらがたかいのは

晴れの日は朝すこしだけ散歩するのが習慣だ。

川沿いの道でお年寄りや家族連れが多い。
今朝は障害者を含む20人くらいの人が集まって、みんなでランニングをしていた。黄色に染まったイチョウが、それを温かく見守る。

肌寒くなる秋〜冬の、からっと高い空が大好きだ。
高いという表現もすてき。

さてこの季節の空が高いと感じるのはなぜだろう、、
仮説立ててみたゾ、、

1 気候的なもので、雲ができづらい。
2 空気中に水蒸気が少なくて色が吸収されづらく水色に見える

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調べたところ、どっちも違った。

まず1については、雲ができにくいとかはなく、
秋によく見られるいわし雲やひつじ雲が高いところに位置するそう。
夏に見られる入道雲を思い浮かべれば、わかりやすいと思う。
雲が高いところにあれば空も高く見える。
雲のできかたの違いは気圧の種類によるみたい。

2については思ってたのと逆で、、
水蒸気が多いほど空は白っぽく見えるらしい。
つまり空気が乾いている秋は空が青く見える、、
そもそもなぜ秋の空気は乾いているかというと、晴れ空を運んでくる高気圧の発生地が関係している。夏は海で育つのに対し、春や秋は大陸で育つ。そしてこの大陸で育った空気は乾燥している
春は植生や日射量の影響で土やホコリが舞いやすいので秋ほど澄んでないのだとか。

参考:
https://weathernews.jp/s/topics/201609/220095/
https://panasonic.jp/life/air/170044.html

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にわか知識で。大陸製空気ちゃんがさんさん日に照らされる様子を妄想しながら、すっきりした空をもう一度あおぐ。

自然と共生している言葉って美しいなと思う。

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